ヒルトンは、タイ・バンコクの中心部に位置するスクンビットエリアに「クローモ・バンコク・キュリオ・コレクションbyヒルトン」を開業した。ヒルトンが展開するライフスタイルブランド「キュリオ・コレクションbyヒルトン」としてバンコク初進出となるホテル。地域の文化や個性を反映した独自性の高いホテルとして、都市滞在を重視する旅行者には最適なホテルが誕生した。

ホテルが立地するスクンビットエリアは、バンコクを代表する都市型エリアの一つで、BTS（高架鉄道）スクンビット線が南北に走り、高い交通利便性を誇る。沿線には高級ショッピングモールやレストラン、カフェ、ナイトスポットが集積する一方、外国人居住者向けの住宅やインターナショナルスクールも多く、観光とローカルの生活が共存するエリアとして知られている。プロンポンやアソーク周辺は特に人気が高く、タイに居住する日本人もこのエリアに多く住んでおり、初めてバンコクを訪れる旅行者からリピーター、長期滞在者まで幅広い層に支持されている。

クローモ・バンコクは、スクンビット・ソイ29に位置し、BTSプロンポン駅やアソーク駅からのアクセスも良好だ。周辺には大型商業施設や飲食店が立ち並び、観光やビジネスの拠点として利便性の高い立地となっている。

ホテルは地上28階建てで、ロビーは10階に位置する。全306室の客室は約30平方メートル以上の広さを確保し、多様なニーズに対応する部屋タイプを用意。室内はバンコクの夕焼けを想起させる色彩や現代的なデザインエレメントを取り入れ、落ち着きと遊び心を併せ持つ空間に仕上げられている。館内には地元アーティストとのコラボレーションによるアート作品やインスタレーションが随所に配置され、滞在そのものが体験価値となる演出が施されている。キュリオ・コレクションbyヒルトンが掲げる「唯一無二の物語を持つホテル」というブランドコンセプトを体現する設えが特徴。

28階にはルーフトッププールを備え、バンコクの街並みを一望。昼は開放感ある都会の景色、夜は街の灯りが広がるナイトビュー、都市観光の合間に非日常的な時間を過ごせる空間となっている。ダイニング施設は、ビストロ＆バー「Colette Dining」を併設。クラシックなフレンチをベースにしながら、現代的なアレンジを加えた料理やドリンクを提供する。宿泊者だけでなく地元客の利用も想定されており、ホテルを地域に開かれた存在とする役割も担う。

クローモ・バンコク・キュリオ・コレクションbyヒルトン
KROMO Bangkok, Curio Collection by Hilton
所在地：525 Sukhumvit Road (Soi 29), Klongtoey Nua, Watthana, Bangkok 10110, Thailand
客室数：306室
階　数：28階建て
主な施設：ルーフトッププール、レストラン＆バー、フィットネス施設 ほか
公式サイト（ホテルページ）：https://www.hilton.com/ja/hotels/bkkqqqq-kromo/