世界遺産・平城宮跡で初開催 奈良に伝わるひな祭り文化を体感する「平城京 ひいな節」
期間:2026年2月21日から 2026年4月12日まで
[リスヴェル編集部]2026年02月10日公開

エリア:アジア  > 日本  > 奈良 / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

奈良時代に起源をもつとされるひな祭り文化を現代に伝えるイベント「平城京 ひいな節(ひいなのせっく)」が、2026年2月21日(土)から4月12日(日)まで、世界遺産・平城宮跡歴史公園で初めて開催される。雛人形展示や伝統行事の再現を通じて、奈良ならではの節句文化に触れられる機会となる。

日本のひな祭りの原型は、奈良時代に行われていた上巳の節句にさかのぼるといわれている。紙や草で作った人形に災いを託し、水辺に流す風習は、のちに宮廷文化として洗練され、現在の雛祭りへとつながっていった。「平城京 ひいな節」は、そうした古代の節句文化が育まれた地・平城京を舞台に、その背景と魅力を伝える催しとして企画された。

見どころ① 朱雀門の大雛壇を中心に、3000体以上の雛人形が並ぶ壮麗な空間
会場となる平城宮跡歴史公園では、朱雀門周辺を中心に、古式雛や創作雛など多彩な雛人形が展示される。園内を歩きながら雛飾りを巡る構成となっており、世界遺産の広大な空間と雛人形が織りなす風景を楽しむことができる。

見どころ② 奈良時代の風習を体感する「流し雛」と夜間演出
夕刻以降は、回廊に灯された竹灯籠や朱雀門前のひな壇ライトアップにより、昼間とは異なる幻想的な雰囲気が広がる。静かな夜の平城宮跡に浮かび上がる雛飾りは、古代と現代が重なり合うような時間を演出する。また、人形に思いを託す「流し雛」を体験できる企画も実施される。

見どころ③ 体験・参加型コンテンツが充実
期間中には、奈良時代の節句行事をもとにした体験プログラムも用意されている。ひな祭りワークショップや園内に点在する雛人形を探しながら散策する参加型「尋ね雛」の演出、子ども向けひな祭り企画など、場者が文化に触れながら過ごせる内容がそろう。子どもから大人まで、それぞれの視点で楽しめる構成となっているのも特徴。

開幕に先立ち、2月19日(木)午前10時から朱雀門前(奈良市二条大路南)でオープニングセレモニーが行われる。人形供養や雅楽の演奏、野点、甘酒の振る舞い、天平衣装や十二単の披露など、奈良の伝統文化を感じられる内容が予定されている。歴史的背景をもつ場所で、節句文化の成り立ちに触れながら過ごす時間は、この時期の奈良旅行の新たな楽しみ方のひとつとなるだろう。

【イベント概要】
平城京 ひいな節(ひいなのせっく)
開催期間:2026年2月21日(土)〜4月12日(日)
会 場:平城宮跡歴史公園(奈良県奈良市)
入場料:無料
公式サイト:https://u0ff1.hp.peraichi.com

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