- 2026.02.17
2026年2月2日から、イタリア・ローマ中心部の観光名所「トレヴィの泉(Fontana di Trevi)」の敷地内への入場が有料となる。年間900万人以上が訪れ、1日あたり約3万人、ピーク時には約7万人に達することもある来訪者数を背景に、歴史的建造物の保全を目的として入場料を設定する。収益は泉の保護と維持管理に充てられる。
トレヴィの泉は18世紀に完成したバロック様式の噴水で、ローマを代表するランドマークの一つである。これまで敷地内への立ち入りは無料であったが、観光客の集中による摩耗や混雑への対応が課題となっていた。今回の措置は、文化財保護と安全管理の両立を図る施策の一環と位置付けられている。
入場料は2ユーロ。ローマ市民(要証明書提示)、6歳未満の子ども、障害者および同行者、観光ガイド(要証明書提示)、ローマ市の「MICカード」保持者は無料で入場できる。チケットは日付指定のないオープンチケット制を採用する。
購入は公式オンラインサイトのほか、市立博物館やツーリスト・インフォーメーション、公認販売所で可能である。泉入口での購入もできるが、カード決済のみ対応となる。チケットオフィスはVia della Stamperiaに設置される。
入場時間は曜日により異なる。火曜、水曜、木曜、土曜、日曜は9時から22時まで、月曜と金曜は11時30分から22時までで、最終入場は21時。2週間に一度の月曜は14時開始となるほか、不定期でメンテナンスによる変更の可能性もある。なお、入場時間外は敷地外から無料で泉を鑑賞できる。
敷地内では飲食や喫煙、泉の縁に座る行為、コイン以外の物を投げ入れること、野営、泉への立ち入りなどが禁止されている。違反した場合は罰金が科される。また、敷地内にトイレや荷物預かり所は設けられていない。犬の同伴は可能だが、リードと口輪の着用、またはキャリーケースの使用が必要となる。
世界的な観光地であるトレヴィの泉における今回の有料化は、文化財保全と観光管理の新たな試みといえる。訪問を計画する旅行者は、事前に条件や時間帯を確認してほしい。
施行開始日:2026年2月2日
入場料:2ユーロ
対 象:トレヴィの泉 敷地内
入場時間:9:00~22:00(曜日により変更あり、最終入場21:00)
公式サイト:https://fontanaditrevi.roma.it/en
チケット購入:https://fontanaditrevi.vivaticket.it/en



