東急リゾーツ＆ステイが福島県北塩原村で運営する「グランデコリゾート」では、磐梯朝日国立公園内の紅葉を楽しめる約15分の空中散歩「裏磐梯紅葉ロープウェイ」を2021年9月18日より運行を開始した。

磐梯朝日国立公園内にあるグランデコリゾートの紅葉は、9月下旬から山頂付近に自生するブナやカエデ、ウルシが色づき始め、10月下旬にかけて山麓周辺の落葉松が黄金色に色づき、1カ月半ほど紅葉の移り変わりを楽しめる。また紅葉と共に磐梯山の雄大な景色と猪苗代湖を楽しむためのロープウェイは、山麓駅(標高1,010m)から山頂駅(標高1,390m)までの標高差380ｍ、距離2,392mを片道15分で移動する（ペットも乗車可）。

運行期間：　2021年9月18日~11月3日（運休期間：9月27日～9月30日）
営業時間：　8時30分～16時15分（上り最終16時00分）　
往復料金：　中学生以上1,800円　4歳～小学生1,400円　ペット 800円

また、紅葉を楽しむ２つのトレッキングコース「デコ平湿原コース」（山頂駅から片道20分）と名水百選の小野川湧水を楽しむ「百貫清水コース」（山頂駅から片道60分）は、道中にブナ原生林が広がり360度ぐるりと囲む黄金の木々は圧巻。デコ平湿原では木道が湿原を囲むようにぐるりと1周整備されており、紅葉以外にもアキノキリンソウやエゾリンドウ、ウメバチソウなど秋に花咲く植物も魅力。ロープウェイ山頂駅付近には、磐梯山を眺めながらトレッキングの疲れを癒す「足湯」も楽しめる。

周辺紅葉スポットには、毘沙門沼では貸しボートもしている五色沼湖沼群、磐梯町から北塩原村にかけての磐梯山を横切るように通っている観光道路ゴールドライン（全長17.6km）、北塩原村から猪苗代町にかけて小野川湖や秋元湖を横切るように通るレイクライン（全長13.1km）などがある。