イギリスの飲食専門誌「レストランマガジン」が毎年主催し、世界各国900人以上の専門家による審査により選出される「世界のベスト・レストラン50 (The World’s 50 Best Restaurants)* 2013」に、ペルーの首都リマにあるペルー料理レストラン2軒が選出されました。

ペルーのスターシェフ、ガストン・アクリオ氏がオーナーを務める「Astrid & Gaston（アストリッド&ガストン）」が3年連続で選出され、14位にランクインし、ヴィルジリオ・マルティネス氏が手掛ける「セントラル」が初選出で50位にランクインしました。同ランキングの結果は、4月29日にロンドンで開かれた授賞式にて発表されました。

「世界のベスト・レストラン50」は、世界各国の900人以上の飲食業界の専門家が審査員となり、審査員自身がそれぞれの担当地域のレストランを実際に食べ歩いた後に、投票による選出によってランキングが決まります。上位50位に2軒が同時にランクインするという大躍進を遂げたペルーは、さらに、初開催となる「2013年度 中南米のベスト・レストラン50」の授賞式のホスト国に選ばれ、本年9月にリマでの開催が決定しています。

「中南米のベスト・レストラン50」
URL：http://www.theworlds50best.com/latinamerica/（英語）

ペルーは昨年度、旅行業界のオスカー賞と称される「ワールド・トラベル・アワード2012」で“世界で最も美食を楽しめる国”の最優秀賞を受賞するなど、ペルー料理の国際的評価は年々高まっています。近年、ペルーのダイニングシーンは著しく進化し、画期的なレストランが数多く登場し、ペルー人シェフの活躍も国内外に広がっています。ペルー政府観光庁は、今後もペルーの食文化を重要な観光資源の一つと捉え、観光促進を進めていく予定です。


*世界のベスト・レストラン50(The World's 50 Best Restaurants)について
世界のベスト・レストラン50のリストの作成および授賞式は、ウィリアム・リード・メディア(William Reed Media)社が行っています。同リストはレストラン業界で影響力を持つ900名を超える世界各国の専門家で構成される「世界のベスト・レストラン50アカデミー」が作成します。アカデミーは、世界を26の地域に分けて構成され、各地域には、その地域を率いる議長を含む36名の審査員がいます。審査員は、料理評論家、シェフ、レストランオーナーや「美食家」として高い評価を受ける専門家で編成されています。
URL: http://www.theworlds50best.com/ （英語）