一度は訪れたいペルー南部の観光地アレキパ
期間:指定なし
[ペルー政府観光庁]2019年07月22日公開

エリア:南米  > ペルー / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , グルメ・スイーツ , アクティビティ・スポーツ

 ペルー南部に位置するアレキパは観光客に人気の都市です。富士山に似た美しい独立峰の休火山であるミスティ山をはじめ一年を通して雪をかぶった山々や世界一の深さを誇る渓谷など、空港に降り立つとその景観の美しさに目を奪われるでしょう。
 コロニアル建築で有名な街の中心部は白い火山岩で作られた建物が連なり、その美しい景観からアレキパ歴史地区としてユネスコ世界遺産に登録されています。市内の主な見どころとしてサンタ・カタリナ修道院があります。サンタ・カタリナ修道院は外部を白い壁で囲まれ、細かい路地と回廊のなかに中庭や小さな修道院、古い修道院の施設などが散在し、歩くだけで心が鎮まり、コロニアル時代にタイムトリップしたような不思議な感覚を味わうことができます。
 アレキパは美食の街としても知られています。市場には海や山から送られてきた新鮮な魚、肉、野菜、果物が集まり、食材の豊富さに圧倒されます。アレキパの名物料理といえば、大きなチリ(唐辛子)に挽肉をつめて焼いた「ロコト・レジェーノ」と川エビの入ったトマトとミルクの濃厚なスープ「チュペ・デ・カマロネス」が有名です。アレキパのレストランでは、この伝統料理を現代風にアレンジして提供しているところも多くあり、バラエティ豊かな食文化を楽しむことができます。
 アレキパに行った際、少し足を延ばしてぜひ訪れてほしい観光地が世界で最も深い渓谷のひとつとされるコルカ渓谷です。ここではカヌー、登山、トレッキングなどのアクティビティが楽しめますが、なかでも野生のコンドルが優雅に舞う姿を間近に見られる展望場所「クルス・デル・コンドル」は早朝からコンドル観察を目的に集まった観光客でにぎわい、その景観は忘れられない思い出となるでしょう。
 ペルーの観光地といえばマチュピチュが最も有名ですが、スペイン統治時代の歴史が息づく街アレキパにもぜひ足を運び、ペルーの新たな観光地を発見してみてください。

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