世界遺産検定受検者が選ぶ「行きたい」世界遺産 1位は3年連続でモン・サン・ミシェル
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[リスヴェル編集部]2026年04月23日公開

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世界遺産アカデミーは、2025年11〜12月に実施した「第62回世界遺産検定」の受検者1,622名を対象に「勉強して行きたくなった世界遺産」のアンケートを行い、2026年版のランキングとしてTOP50を公表した。調査はインターネットで実施され、集計期間は2025年12月15日から2026年1月11日。回答者1人につき1遺産・1ポイントで算出している。

勉強して行きたくなった」部門では、フランスの「モン・サン・ミシェルとその湾」が3年連続で1位を獲得。2位は日本の「屋久島」、3位はウズベキスタンの「文化交差路サマルカンド」で、サマルカンドは昨年から11位上昇した。第62回検定のメインビジュアルに採用されたことや、昨年のユネスコ総会の開催都市だったことが順位上昇に影響した可能性がある。4位はアメリカの「イエローストーン国立公園」、5位はペルーの「マチュ・ピチュ」と続く。6位のスペイン「アントニ・ガウディの作品群」は、2026年がガウディ没後100周年にあたるメモリアルイヤーで、サグラダ・ファミリア贖罪聖堂「イエス・キリストの塔」の完成式典も予定されており、引き続き注目される一年となる。

日本の遺産では、屋久島(2位)、姫路城(10位)、紀伊山地の霊場と参詣道(14位)、佐渡島の金山(16位)、知床(17位)、厳島神社(18位)がTOP20内に入った。また11位のブラジル「レンソイス・マラニャンセス国立公園」は昨年比63位上昇と、今回最大の順位変動を記録している。

番外編として、「勉強して人に教えたくなった世界遺産」(有効回答1,488名)と「行ってよかった世界遺産」(有効回答1,429名)のTOP30も今回初めて公表された。「教えたくなった」部門では屋久島が1位で、イタリアのアルベロベッロやル・コルビュジエの建築作品が2位に並んだ。「行ってよかった」部門では「古都京都の文化財」が1位、「厳島神社」「姫路城」と日本の遺産がTOP3を占めた。「行きたい」と「教えたい」「行ってよかった」では選ばれる遺産の傾向が異なり、学習経験と実際の訪問体験が旅の関心に与える影響の違いが浮かび上がる結果となった。

世界遺産検定は文部科学省後援の検定で、2006年の第1回以来40万人以上が受検。TOP50の完全版と受検者のコメントは、世界遺産アカデミーの公式サイトで確認できる。

世界遺産アカデミー 公式サイト:https://www.sekaken.jp/whinfo/ranking-2026/

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