- 2019.11.05
ラテンアメリカ最大の食の祭典ミストゥーラ(Mistura)2013、今年も開催!
2013年で第6回開催を迎える、ラテンアメリカ最大の食のイベント「ミストゥーラ(Mistura) 2013」が、9月6日から15日の間リマ市内で開催されます。本年は、イベントのメインイテーマを“水と水産資源”とし、会場には大きな水族館も設置される予定です。
会場となるマグダレナ・デル・マー地区は、ミラフローレス地区北部の海岸沿いに広がり、 まさに本年のテーマにぴったりのロケーションです。ワールド・クレオール、アンデス山系、アマゾン、日系などを含む12のテーマ別セクションに分けられた会場内には、ペルー名産ぶどうの蒸留酒ピスコやトウモロコシを原料とするお酒チチャを振る舞うブースも設置され、来場者は料理とお酒の両方を楽しむことができます。
本年、イベンドの目玉となるセクションは“パンの世界”で、リマ市内外から参約50軒のパン屋が出店します。また、昨年のイベントテーマであるペルー原産の穀物“キヌア”を取り上げた“国際キヌア年”も引き続きアンデス山脈の村を模したブースで展開します。キヌアは、アンデス地方で栽培されるタンパク質と不飽和脂肪酸を多く含む穀物です。
ペルー料理は、変化に富んだ気候風土が育む豊な食材と、移民がもたらした国際色豊かな食文化とが融合し、独自の発展を遂げてきました。多様な人種と食文化が存在するペルーは、フュージョン料理の発祥地とも言われており、日本人に馴染みやすい味も魅力です。ペルー料理の国際的認知度も年々上がっており、本年春には、イギリスの飲食専門誌「レストランマガジン」が主催する「2013世界のベスト・レストラン50」に、リマ市内のペル―料理レストラン2軒が選出されています。
ペルー政府観光庁は、豊かな食文化を重要な観光資源の一つと捉え、今後もペルーの食に関する情報を積極的に発信していく予定です。
ミストゥーラとは:
屋台から高級レストランまで、ペルー各地の飲食店が出展、それぞれの商品を来場者に向けて紹介、販売し、ペルーの豊かな食文化を国内外に発信する、ラテンアメリカ最大のグルメの祭典です。食料業界関係者が一同に会してペルーの食文化を向上させるための会議やセミナー、若手料理人の育成を目的とした料理コンテスト等も行う展示会です。
ミストゥーラ(Mistura) 2013公式サイト:http://www.mistura.pe/(スペイン語)