- 2025.06.13
令和トラベルが運営する旅行アプリ「NEWT(ニュート)」は、6月の環境省が定める「環境月間」に先立ち、観光地の経済的な利益だけでなく、文化や雇用を含めた環境への配慮した「オフシーズン海外旅行」に関するSNS調査を実施した。その結果、混雑や価格の高騰を避けて旅ができる「オフシーズン旅行」への関心が若者を中心に高まっていることが明らかとなった。
レポート詳細:https://newt.net/tha/mag-046628292?utm_medium=pr
今回の調査から、若年層を中心に「コストパフォーマンス」と「快適さ」を重視する新たな旅行価値観が広がっている実態が明らかになった。従来の「繁忙期=旅行の王道」という概念から離れ、混雑がなく価格も抑えられる“オフシーズン旅行”を選ぶ傾向が顕著である。混雑を避けておトクに旅行ができることに加えて、環境配慮と旅行シーズンの平準化という観点から、またサステナブルな観光を推進するためにも意義がある。
若年層の旅行への価値観は”快適さとコスパ志向”の両立に
旅行先でイヤだと思うことを尋ねたところ、「混雑がイヤ(43.4%)」「値段が高いのがイヤ(44.8%)」「両方イヤ(5.7%)」を合計すると93.9%が混雑・値段の高さに不満を感じていることがわかった。
約9割がベストシーズンを外した旅行に肯定的。旅行シーズンの一極集中が変化
ベストシーズンを外して旅行することへの意識を尋ねたところ、「積極的に行きたい(43.4%)」「予定が合えば行きたい(44.8%)」を合わせ、88.2%がベストシーズンを外した旅行に肯定的な回答。スマートな旅行スタイルが新常識になるか。
95%が混雑を避けておトクな”オフシーズン旅行”に好意的
オフシーズンにおトクに旅行できるとしたら行きたいか尋ねたところ、「行くしかない(47.5%)」「予定が合えば行く(47.5%)」を合わせて95%がオフシーズン旅行に好意的な姿勢を示した。「興味がある(4.3%)」も含めると、99.3%がオフシーズン旅行に興味を示している。
オフシーズン旅行のメリット
・航空券・ホテル料金ともにピーク時より大幅に抑えられる
・混雑回避でゆったりと観光や滞在を満喫
・環境負荷を軽減できる旅のスタイルでオーバーツーリズムの抑制にも貢献
・観光客が分散することで季節偏重を緩和し観光地の雇用安定にも貢献
混雑を避けておトクに行けるオフシーズン海外旅行先
東南アジア(タイ・フィリピンなど)
東南アジアは一般的に5〜10月が“雨季”にあたるオフシーズン。航空券や宿泊費が下がり、コスパ良く旅行できる穴場シーズン。東南アジアの雨季は短時間のスコールが中心で、日中は晴れる時間も多いのが特徴。人気のビーチリゾートでも混雑を避けてゆったり過ごせる。
オーストラリア(シドニー・メルボルンなど)
南半球に位置するため5〜10月は冬にあたる季節。街全体も落ち着いた雰囲気。ホテル料金や航空券も割安になる傾向。
出典元:旅行アプリ『NEWT(ニュート)調べ』
NEWT(ニュート)
https://newt.net