イタリアのエミリア・ロマーニャ州で5月から6月にかけて咲き誇るバラ
期間:2022年5月1日から 2022年6月30日まで
[リスヴェル編集部]2022年05月 4日公開

エリア:ヨーロッパ  > イタリア  > その他のイタリアの都市 / ジャンル:自然 , 

イタリアのエミリア・ロマーニャ州を斜めに貫く古代ローマ時代の街道「エミリア街道沿い」では、毎年5月から6月にかけて種類豊富なバラが次々と開花するシーズンが始まる。

バラ独特の華々しい色彩と、複層的な香りに包まれるこの時期は、エミリア・ロマーニャ州を訪れるのに最高の季節のひとつと言える。エミリア街道沿いには美しいバラ園が8軒あるが、その中から特に3軒のバラ園をイタリア政府観光局がセレクト。

グロッパレッロ城のバラ園 Castello di Gropparello
https://en.castellodigropparello.net/
ピアチェンツァから30キロほど離れた場所にある「グロッパレッロ城」の庭園内のバラ博物館と称するバラ園では、合計125品種、約1,200本のバラを鑑賞できる。5枚から100枚の花びらを携えたバラ、長さ3cmの棘を有するジャコウバラなど珍しい品種に加え、40枚の紫色の花びらが美しい花容を形成する「バロネス・ロスチャイルド」、一年のうち5月のみに花を咲かせる「ルネッサンス・アルバ・マキシマ」など、その多くが世界的に有名なバラ育種生産会社で作出されたもの。グロッパレッロ城は、フランク王国全盛期の王カール大帝により808年にピアチェンツァ=ジュリアーノ2世司教に寄贈された歴史深い建造物。

グラッツァーノ・ヴィスコンティ城 Grazzano Visconti
https://grazzanovisconti.com/le-visite/
ピアチェンツァから12キロほど離れたヴィゴルツォーネ町にある「グラッツァーノ・ヴィスコンティ城」の広大な庭園は、バラ園をはじめ、青々と生い茂る野生植物、スイレンの花が咲く池、樹齢150年のシナノキや高さ26mの菩提樹などによって美しい情景を生み出している。この城は1395年に初代ミラノ公であるジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの姉ベアトリス・ヴィスコンティの婚礼の際の贈答品として建造されたもの。城は現在もヴィスコンティ家が所有。

セッラマッツォーニ「原種バラ庭園・博物館」Museo giardino della Rosa antica
https://www.museoroseantiche.it

モデナから25キロ離れたセッラマッツォーニにある「原種バラ庭園・博物館」。日本をはじめ、中国、アメリカ、中東など世界中から集められた800種類以上のバラが化学肥料を使わずに自生している。博物館では、古代ペルシャ時代から栽培されてきた原種バラの標本を多数集めており、ヒマラヤ山脈地方原産で芳しい香りの葉を有する「ロサ・バルサミーナ」、花びらは4枚で枝に大きな赤い三角のトゲが特徴の「ロサ・セリケア・プテラカンサ」、世界で最も小さなバラ「ショウノスケバラ」など、合計2,400種のバラの標本を鑑賞できる。

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