- 2025.04.30
郵船クルーズは、34年ぶりの新造客船「飛鳥III」(52,200総トン)の初航海を含むオープニングクルーズ17本(2025年7月20日〜10月21日)を発表し、客室やダイニング及びサービスの詳細を公開した。「飛鳥III」就航後は、「飛鳥II」(2006年就航/50,444総トン)との 2 隻運航となる。
「飛鳥III」は、2025年7月20日(日)に初就航する。客室数は385室、乗客数は最大で744人。オープニングクルーズでは日本国内の30港(横浜港を除く)に寄港する。初航海となる「Maiden Voyage 函館・小樽」は、7日間でベストシーズンの北海道2港を巡るスロートリップで、ノスタルジックで歴史ある街並みと美食の街として人気の函館と小樽を訪れる。
船内は、明るく開放的な光の層と日本の伝統美が融合した空間が広がり、多彩な選択肢を揃え、あらゆる世代やニーズ、スタイルに応えるサービスが最大の特長である。「飛鳥III」の客室はすべてプライベートバルコニー付き。最高峰のラグジュアリーを提供するバトラーサービスのある最上級の客室「ペントハウス」、快適さと自由を追求した客室設計でワーケーションスタイルにも最適な「スイート」、日本の生活スタイルに配慮した設計の「バルコニー」の3つのクラスを用意。1人利用の客室も新たに用意するなど、新しい需要への対応とより自由度の高いクルーズを目指している。
さらに、船内には日本を代表する作家のアート作品が各所に展示されているのも特長。「ギャラリーカフェ」(6デッキ)には千住博氏によるフレスコ画「ウォーターフォール・オン・カラー ズ」が飾られ、また、レストラン「ノブレス」(6デッキ)では、平松礼二氏の色彩豊かな作品が随所に飾られている。食体験も「飛鳥III」の魅力のひとつ。厳選された食材を用いたフランス料理、イタリア料理、割烹料理など、多彩な料理を6つのレストランで提供する。
「飛鳥III」のクルーズ 7月〜10月までの全17コースの詳細:
販売開始は2025 年 4 月 3 日(木)から。
https://www.asukacruise.co.jp/digitalpamphlet/202507SchASUKA3/
「飛鳥III」概要
飛鳥クルーズの3番目の船となる「飛鳥III」は、「つなぐ、ちから。」をコンセプトに、飛鳥クルーズが日本において培ってきたクルーズ文化、和のおもてなしを継承しながらも、多彩なダイニング、エンターテイメントやウェルネスなど心身を満たすプログラムを備え、より自由に、豊かに、新たな時代のクルーズの価値を創造する。