エストニアのクリスマスマーケット2022
期間:2022年11月25日から 2022年12月8日まで
[リスヴェル編集部]2022年11月29日公開

エリア:ヨーロッパ  > エストニア  > タリン / ジャンル:イベント・フェスティバル , 名所旧跡・観光施設 , 

北ヨーロッパのエストニア共和国は、バルト三国の中では最も北に位置し、国境の南側はラトビア、東側はロシアと国境を接する。北はフィンランド湾を挟んでフィンランドと、西はバルト海を挟んでスウェーデンと向き合う。

エストニアの首都タリンのクリスマスマーケット

今年のタリンのクリスマスマーケットは、2022年11月25日から2023年1月8日まで、例年通りタリンの旧市庁舎広場(ラエコヤ広場)で開催される。クリスマスマーケットの主役はクリスマスツリー。クリスマスの時期になると、1441年から旧市庁舎広場に飾られており、リヴォニアの商人組合「ブラザーフッド・オブ・ザ・ブラックヘッズ」によって持ち込まれたと伝えられている。もしこれが事実とすれば、タリンのクリスマスツリーは、ヨーロッパで最初に広場に飾られたクリスマスツリーになる。クリスマスツリーは、毎年コンテストで選ばれたエストニアで最も美しいトウヒが旧市庁舎広場に運び込まれて何千個ものライトで飾られる。タリンのクリスマスマーケットは、2019年にヨーロッパのベストクリスマスマーケットに選出された。今年も旧市街全体が賑やかなお祝いに包まれる。

ちなみに、飾り終えたクリスマスツリーの枝と葉を原材料として使われたトニックソーダ 「Estonic Soda(エストニック・ソーダ)」が作られるようになった。サーレマー島が故郷のエストニック・ソーダは、ヨーロッパモミの木、トウヒ、セイヨウネズが主な材料。

エストニア第2の都市タルトゥのクリスマスフェア

タルトゥはエストニアで2番目に人口が多い都市。首都タリンが政治・商業の中心であるのに対し、タルトゥにはエストニア最古の大学があり、エストニアの学問・文化の中心である。タリンの南180kmに位置し、南エストニアの中心都市。

タルトゥのマーケットホールの近くでは、伝統的なクリスマスフェアが開かれる。美しく飾られたタルトゥの街の中心には、200店もの出店が軒を連ね、手工芸品や薫製の肉や魚、ブラックソーセージ、焼き菓子類、蜂蜜や温かい飲み物などを楽しめる。また、他にもフォークダンスの日や、アドベント・キャンドルの灯火式など、様々なイベントが開催される。

タルトゥのクリスマスイベント(2022年10月現在)
11月27日 クリスマスタウン開幕
12月3日 陽気なサンタクロースとクリスマス合唱団Astiの旧市庁舎前のアイススケートリンク(2023年2月末まで営業)
12月10日 クリスマスフェア
12月10日 ダンスデイ
12月17日 サンタクロースウィンターゲーム
12月24日 クリスマス平和宣言の発表
1月8日 光の村終了

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