ブッキング・ドットコム、2022年「サステナブル・トラベル」に関する調査結果発表
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[リスヴェル編集部]2022年06月21日公開

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世界最大級の宿泊予約サイト「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」は、32ヶ国と地域にわたる30,000名以上の旅行者を対象に実施した2022年度版「サステナブル・トラベル」に関する調査結果を2022年6月9日に発表した。

旅行者のサステナブル・トラベルに関する意識やニーズの変化、またサステナブル・トラベル(持続可能な旅行)における課題が明らかになった。この調査結果のポイントを6つに次のようにまとめている。

・日本の旅行者の73% が「サステナブルな旅は自身にとって重要である」と回答しており、29%(3人に1人)は「気候変動に関する最近のニュースがよりサステナブルな旅を選択するきっかけとなった」と回答。約4割(39%)は「サステナブルな宿泊施設を特に探していなくてもサステナブルな宿があればそちらを選ぶ可能性が比較的高い」と回答

→ 旅行者は自身の旅による環境や地域への影響を考慮し、よりサステナブルな旅を選択しようとする旅行者が増加している。日本の旅行者のサステナブル・トラベルへの意識の高まりが伺える。

・世界全体では71%の中、日本の旅行者の46%が「今後1年間において、よりサステナブルな旅を心がけたい」と回答

→ 2021年のデータと比較して4%増加

・日本の旅行者の26%が「過去1年間にオンライン旅行サイトでサステナブルな宿泊施設を見たことがある」と回答し、28%は「宿泊施設が行っているサステナブルな取り組みに関する情報を予約前に積極的に確認している」と回答

→ 過去1年間に「実際にサステナブルな宿泊施設に滞在した」と回答した日本の旅行者は25%を占めており、日本の旅行者の4人に1人はサステナブルな取り組みを実施している宿泊施設への滞在を経験

・世界の旅行者の59%は「訪れた場所をより良い状態にして帰りたい」と回答しており、66%は「現地の文化を代表するような体験を楽しみたい」と回答。40%は「混雑を避けるためにピークシーズン以外のみで旅をしても構わない」と回答

→ 文化や地域社会とのつながりを大切にしている旅行者が増えている。また、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により観光客が多すぎる旅行先は避けたいと考える旅行者が増加

・世界の旅行者の23%は「二酸化炭素の排出量を削減するためにより近場の旅先に出かけることを選ぶ」と回答

→ 日本の旅行者の割合は9%で、世界と比べると日本の旅行者は旅での移動に関する配慮への意識が低い

・全世界の10万軒以上の宿泊施設がブッキング・ドットコムの「サステナブル・トラベル」バッジを取得

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