- 2025.05.01
クイーンズランド州政府観光局は、海洋生物学者ジョニー・ガスケルが選ぶ「グレートバリアリーフのいつか訪れてほしいリーフスポット トップ10」を3月5日の“サンゴの日”に因んで発表した。合わせて、クイーンズランド州公園野生生物局が2021年1月にファー・ノーザン管理地域を訪れたところ、ラニーニャ現象の影響で海水温が例年よりも低いこともあり、ほとんどの調査礁でサンゴの白化現象は見られず、サンゴの損失が抑えられていることが確認された。
ジョニー・ガスケル Instagram:https://www.instagram.com/johnny_gaskell/
1位 クリスタル・ブルーホール、ヤプーン(カプリコーンコースト)
「ブルーホール」とは海底に開いた陥没穴で、このような形状は海水面が現在よりも100~120メートル低かった氷河期に形成されたと考えられている。直径120m、深さ40mのホールの周りは健康なサンゴでびっしりと覆われており、中心のホールに向かって傾斜している。
2位 エリザベスリーフ、ウィットサンデー諸島
ここの海水は澄み切っていて、リーフの周りには何千匹もの魚が泳ぎまわっている。特にリーフの端に非常に被覆率の高いサンゴがある。一部は被覆率が最大100%と傑出しており、私のお気に入りのダイビングスポットの1つ。
3位 シークレットリーフ、ウィットサンデー諸島
壮大なラグーンの集合体で、多種多様なサンゴ礁と魚類が生息している。とても繊細だが信じられないほど素晴らしいエコシステムで、ウィットサンデー諸島にある人気の各ダイビングスポットからさほど離れていない。
4位 ブリッグスリーフ、ケアンズ(トロピカル・ノースクイーンズランド)
ケアンズ沖フィッツロイ島付近にあるムーアリーフとサドベリーリーフの間に佇む小さなリーフ。他のリーフ地帯に比べて非常に被覆率の高いハードコーラルを有しており、ケアンズから至近であらゆるレベルのダイバーに最適なスポット。
5位 タイガーリーフ、ボーウェン(ウィットサンデー諸島)
6位 フィッツロイリーフ、グレートケッペル島 (カプリコーンコースト)
7位 名前のないリーフ、ヤプーン(カプリコーンコースト)
8位 カンガルーリーフ、ボーウェン(ウィットサンデー諸島)
9位 リトルバロンリーフ、ヤプーン(カプリコーンコースト)
10位 サドベリーリーフ、ケアンズ(トロピカル・ノースクイーンズランド)
グレートバリアリーフ情報
https://www.queensland.com/jp/ja/info/great_barrier_reef_messaging.html