オーストラリアの西側約3分の1を占める西オーストラリア州は、全長12,500kmを超えるダイナミックな海岸線を有し、手つかずの自然を楽しむ新たな観光手段として“クルーズ”が注目されています。気軽な日帰りクルーズから、世界中の旅慣れた旅行者を魅了するラグジュアリーなアドベンチャークルーズまで、幅広い体験が続々と登場しています。

＜気軽に楽しめる1Dayクルーズや季節限定ツアー＞
季節が日本と逆の西オーストラリア州は、12月〜2月がサマーシーズン。州都パース近郊のリゾートアイランド「ロットネスト島」では、漁れたての高級シーフードとワインを味わうサンセットクルーズが10月から開始し、夏のグルメシーンを盛り上げています。運河クルーズが人気の街「マンジュラ」では、真夏のクリスマスを彩るイルミネーションを船上から楽しめるクルーズが11月下旬より催行予定。また、“世界最後の秘境”と称される北部「キンバリー」では、アボリジナルガイドが案内する新たな文化体験リバークルーズが2026年5月にスタートします。

＜旅慣れた旅行者を魅了するアドベンチャークルーズ＞
西オーストラリア州の大自然を深く味わえるのが、数日間かけて秘境を巡るアドベンチャークルーズ。陸路では行けない絶景スポットを少人数で訪れ、野生動物との出会い、船上ヘリコプターでの遊覧飛行、洗練されたダイニングなど、唯一無二の体験が待っています。キンバリー地域は特に人気で、世界中からクルーズ愛好家が集まります。さらに、2026年1月には新装の「トゥルーノースII」が、ワイン産地マーガレットリバーなど南西部の名所を巡る新コースを催行予定です。

いずれのクルーズも、パースやブルームなど主要都市から出発可能。日本からパースへはANA直行便（成田＝パース）が週3便で運航中で、12月1日〜2026年4月19日は毎日運航となり、さらに便利になります。ぜひ、西オーストラリアで忘れられないクルーズ旅をお楽しみください。