ペルー原産ぶどうの蒸留酒「ピスコ」をもっと世界へ ~『ピスコ、スピリット・オブ・ペルー(Pisco, Spirit of Peru)』をスタート~
期間:指定なし
[ペルー政府観光庁]2019年02月 7日公開

エリア:南米  > ペルー / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , グルメ・スイーツ , イベント・フェスティバル

 ペルー政府観光庁はこのたび、ペルー原産のぶどうの蒸留酒「ピスコ」の国際市場での認知度向上と消費拡大を目指し、『ピスコ、スピリット・オブ・ペルー』をスタートいたしました。本年1月には、プロモーションの一環として、ヨーロッパで最も重要な食のイベントのひとつ、美食サミット「マドリード・フュージョン2019」にてピスコのプロモーション活動を行いました。

 ピスコは、ペルー原産のぶどうを原料とした蒸留酒で、無色透明あるいは淡い琥珀色をしています。アルコール度数は約42度あり、レモン汁や卵白、シロップを加えてシェイクする国民的カクテル「ピスコサワー」をはじめ、ジンジャーエールで割る「チルカノ」として飲むことが多い蒸留酒です。そのほか、アロマティック種など香りを楽しむピスコもあり、ストレートで飲む楽しみ方も評判で、ペルーで一番国民に親しまれているお酒といって良いでしょう。観光地やパーティなどで、ウェルカム・ドリンクとして提供されることが多いのもピスコサワーで、ペルー国内では、バーやレストランでお楽しみいただくことができます。数種類を飲み比べ、自分のお好みを見つけるピスコの利き酒を提供しているところも多数あります。ピスコは、多様性、クオリティの高さ、歴史、文化、万能性と5つの特徴を兼ね備えているため、伝統と現代をつなぐ歴史ある蒸留酒としても知られており、すでに北米、欧州市場にてプロモーションが進められています。また、ピスコは、近年の世界的なペルーの美食ブームと共に、そのマーケットを確実に拡大しています。特に生産量はこの10年で顕著な成長を見せており、年間生産量は10年前と比べて約2倍に増え、2017年の年間生産量は190万リットルを記録しました。

 ピスコは、首都リマからパン・アメリカンハイウェイを南へ約4時間ほど行った海辺の、蒸留酒と同じ名前の町、ピスコが発祥の地とされています。近くには、ペンギンやアシカ、ペリカンなどの野生動物とたくさんの海鳥が間近でみられるバジェスタス島へのゲートウェイとして知られるパラカスや、ナスカの地上絵観光遊覧飛行の出発地、また、ペルー産ワインの生産地で知られるイカがあり、観光地としても人気のエリアです。
 

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