- 2019.11.05
日本旅行業協会(JATA)のアウトバウンド促進協会・北中南米部会はこのほど『アメリカ大陸 記憶に刻まれる風景30選』キャンペーンを実施しました。2019年度各旅行会社が「この場所に行ってみたい!」と思わせる風景をテーマに商品を造成・販売することを目的としたもので対象エリアはカナダ、アメリカ本土、メキシコ、中南米、カリブ海諸国です。選考のポイントは、分かりやすく消費者に伝えるため視覚に訴える、いわゆる「インスタ映え」する風景です。部会に参画する在日大使館や観光局、サプライヤー、旅行会社などから165点の応募がありました。
ペルーからは、これから注目の観光地として「レインボーマウンテン」、「ティティカカ湖」、「マチュピチュ」の3か所が選ばれました。不動の人気を持つマチュピチュに続き、最近注目を浴びているのが、クスコから日帰りで行けるレインボーマウンテンです。虹色をしたカラフルなこの山は、正式名称を「ビニクンカ山」と言い、標高5200mの高所にあります。一度見たら忘れられない印象的なこの山は、さまざまな鉱物によって山肌を虹色に染めています。
ティティカカ湖は、富士山より高い標高3800m以上に位置する、ペルーとボリビアの国境にまたがる古代湖です。先住民族の伝統が強く残る土地で、葦を積み重ねて作られた浮島で生活する人々や、繊細な織物などはユネスコの無形文化遺産に登録されています。2017年にはベルモンド社により南米初の豪華夜行列車「アンデアン・エクスプローラー号」の運行が開始され、停車地となるティティカカ湖観光は人気のアトラクションです。列車は、クスコ、プーノ、アレキパを1泊2日もしくは2泊3日のコースでつなぎ、ペルーの伝統料理を楽しみながら、それぞれの観光地を堪能できるラグジュアリーな旅をお楽しみいただけます。