海外で人気の「ステイケーション」 身近で非日常を体験する理由!?
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2017年08月14日公開

エリア:指定なし / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , ウェルネス , ライフスタイル

世界最大級の総合旅行サイト「エクスペディア」は、東京都23区内に住む20代から60代までの計600名を対象に、海外で人気の「ステイケーション」に関する意識調査を実施し、昨年11月に発表している。その結果、9割以上の人が「ステイケーションを知らない」と回答している。さて、そのステイケーションとはいったい何だろうか?

ステイケーションとは、昨今、海外で人気を集める新しい旅行の形態。遠出をする旅行とは異なり、自宅近郊の宿泊施設に1〜2泊滞在(ステイ)して、バケーションを楽しむこと。例えば東京に住んでいる人なら、東京都内や横浜、舞浜など、身近な場所に電車や車で気軽に行ける場所にあえて宿泊し、非日常の世界を味わったり、ストレスを発散したり、気分転換をしたりすることが目的。海外では高い利用意向があるようだ。カリフォルニア、ハワイ、シンガポールなどの友人・知人のInstagramなどを見ていても、「週末に1泊ステイケーション!」や「ご褒美の1泊」などのコメントがあり、#staycation などのハッシュタグで発信している人が多い。

エクスペディアの調査では、「ステイケーションを知っているか」という問いに対し、日本ではまだ「知らない」人が90%以上という結果となり、まだ認知度は低い。ステイケーションの意味を説明したうえで、経験の有無を聞いたところ、約20%の人が経験あると回答し、言葉は知らないけれど、結果的に同様な経験がある人もいることがわった。

ステイケーションに興味を示した人に「ストレスが溜まっているか」という質問をしたところ、約7割はストレスが「すごく溜まっている」、「ある程度溜まっている」と回答し、ストレスが溜まっている人ほどステイケーションを求めている傾向にある。さらに、「ステイケーションの宿を決める上で重要なポイント」を聞いてみたところ、1位は「夕食」。美味しい夕食をホテルで食べて、そのまま宿泊できるという流れに需要があるようだ。また、女性に対してステイケーションをプレゼントで欲しいか聞いたところ、約6割の女性が「欲しい」と回答。モノ消費からコト消費へと移る時代の中で、「体験」をプレゼントされることに喜びを感じる女性も増えている。

ステイケーションの経験者及び未経験だけど興味のある人に「ステイケーションをする理由」・「したい理由」を聞いたところ、いずれも「手軽に非日常を味わいたい」という回答が1位、「リラックスしたい」という回答が2位。手軽に旅行気分を味わえ、非日常な体験を自宅近くでできるステイケーションは、日本でも今後需要が上がりそうだ。

ステイケーション特集: https://www.expedia.co.jp/g/lc/staycation

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