- 2026.02.27
デジタル旅行プラットフォームの「アゴダ(Agoda)」は、日本人旅行者を対象とした最新の「ソロトラベル(単身旅行)」に関する検索データを公表した。2025年の検索データを2024年の同期間と比べ、海外旅行で前年比11%増、国内旅行で同17%増となった。国内外で日本人旅行者の単身旅行の関心が増えた点を示したほか、人気の渡航先・訪問先都市も整理している。
海外旅行の検索上位都市は、ソウル、バンコク、台北、香港、ホノルルの順となった。アゴダは、アクセスの良さや移動のしやすさなどが共通点として挙がる点を示している。短い休暇でも工程を組みやすい都市が並ぶため、ひとり旅の初動で選択肢に入りやすい構図がうかがえる。
国内旅行では、検索数の多い都市として東京、大阪、福岡、札幌、横浜が挙がった。一方、伸び率が高い都市として千葉(前年比67%増)、高松(同62%増)、岡山(同46%増)、泉佐野(同41%増)、埼玉(同40%増)となった。主要空港へのアクセス条件を備える都市が多い点も触れており、国内滞在と空港利用を組み合わせる旅程も検討されやすい可能性がある。
単身旅行は、同行者の都合に左右されにくく、出発日や滞在日数を柔軟に組み立てやすい。検索データ上で地方都市の伸長が示されたことで、混雑を避けたい層や、移動回数を抑えたい層が、都市の規模だけでなく交通条件も重ねて比較している状況が読み取れる。
一方、検索データは関心の可視化に強みがある反面、実際の予約・渡航の確定までを直接示す指標ではない。為替、航空便の供給、休暇取得の条件など外部要因も重なるため、単身旅行の動きは今後も複合的に変動する余地がある。今回の公表は、旅行者側が目的地選びの視野を広げる際の一材料として参考になるデータである。
【データ概要】
アゴダ 日本人単身旅行者の宿泊施設検索データ
期間:2025年1月1日〜12月31日
比較:2024年同期間
結果:海外旅行の関心は前年比11%増、国内旅行は同17%増
Agoda(アゴダ):https://www.agoda.com/



