ラマダンをドバイで体験!
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2017年05月26日公開

エリア:中東  > アラブ首長国連邦 / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

2017年は明日5月27日からラマダンが始まる。
ラマダン」は、イスラム教社会で使用される暦法および紀年法のイスラム暦(ヒジュラ暦)の第9月に、日の出から日没までの間、ムスリムの義務のひとつ「断食(サウム)」として飲食を絶つことが行われる。世界中のイスラム教徒にとって一年でもっとも神聖な時期。イスラム歴の第9月は、予言者ムハンマドがコーランの最初の節を啓示した時と信じられている。イスラム教の太陰暦で決定するため、西暦(グレゴリオ暦)では毎年異なり、2017年のラマダンは5月27日から6月24日。約1ヶ月続くラマダンの最後には「イド・アル=フィトル」というラマダンの終了を祝う祝祭がある。

ドバイ政府観光・商務局はラマダンをテーマに、ドバイで体験できる特別な文化や習慣を紹介している。ラマダン中に行われる日没後の食事「イフタール」はとても大切で、心身を癒す料理として知られている。イフタールは、ハラールの食品を使っていれば基本的に何を食べても大丈夫なのだが、国やイスラム教徒によって料理の内容が異なる。ただ、ほとんどの人が先ずは冷たい水を飲み、ドライフルーツにしたナツメヤシの実(デーツ)を食べると言う。

ラマダンでもっとも重要なことは、明け方から夕暮れまで断食をすること。一方で断食明けの食事は特別なもの。ラマダンは断食だけでなく、ご馳走を楽しむ時期でもあるため、旅行者にとってはアラブ料理のイフタールを体験する絶好の機会となる。屋台から高級レストランまで、街のあらゆるレストランやカフェでイフタール料理が提供される。また、イフタールだけではなく「スフール」という軽食を楽しむ人もいる。例えば、アラビアンランプが灯されたテントで、伝統的なアラブのコーヒーやデーツ、冷たい飲むヨーグルトのラバンなどを楽しめる。ラマダンの期間中でも、ほとんどのレストランやカフェは営業しており、観光客は日中でも食事をすることができる。

アル・ファヒーディ歴史地区にある「シェイク・モハメッド文化理解センター(Sheikh Mohammed Centre for Cultural Understanding)」では、ラマダンや現地の文化について学べる施設。ラマダン時期にはイフタールを振る舞うイベントも開催される。

イフタール料理を堪能するレストラン:

ロイヤルメリディアン・ビーチリゾート&スパ(Le Royal Meridien Beach Resort & Spa)

ラッフルズ・ドバイ(Raffles Dubai)

ヴィダ・ダウンタウン(Vida Downtown)

ザ・リッツ=カールトン ドバイ国際金融センター(The Ritz-Carlton, DIFC)

ウォルドーフ アストリア ドバイ パーム ジュメイラ(Waldorf Astoria Dubai Palm Jumeirah)

【お問い合わせ】

risvel facebook