- 2019.11.05
砂漠を疾走するマラソンレース、「サハラマラソン(マラソン・デ・サブレス)」が南米初上陸、今年11月にペルーで初めて開催!~7日間で250kmを走破する過酷なエクストリーム・レース、パラカスにて11月24日にスタート~
過酷な環境の中、砂漠を疾走するウルトラマラソンとして知られる「サハラマラソン(マラソン・デ・サブレス)」では、このたび南米大陸初上陸となるペルーでの開催を決定し、『マラソン・デ・サブレス・ペルー』として本年11月24日~12月4日にかけて、ペルー中部の太平洋岸に位置するパラカス周辺の砂漠地帯にて過酷なレースが展開されることになりました。
同レースは、7日間で250キロを走破するもので、レースコースには6つのチェック・ポイントが設けられています。参加者は、食料や飲料水などレースに必要な物資を自ら背負いつつ、コンパスを使ってコースを確認しながらレースに臨みます。日中の砂漠での気温は高温になるため、世界一過酷なレースのひとつといわれています。約30年前、モロッコから始まったこの大会は、毎年世界各国から300名ほどのランナーが参加します。ペル―大会では、大会のエントリーを5月16日から開始し、11月24日午前中にレースの概要説明会が実施、レース本番は11月26日にスタートする予定です。
ペルー大会の主要会場となるパラカスの砂漠地帯は、リマから南へ約300キロに位置しており、ナスカの地上絵やイカのワイナリーなどへの玄関口となる海辺のリゾート地として知られています。沖には、インカアジサシやペリカンなどの海鳥や、フンボルトペンギンやアシカなどの海洋動物の楽園「バジェスタス島」があります。また、一帯は、ピスコサワーの原料ともなる、ペルー産ぶどうの蒸留酒「ピスコ」の名産地としても知られており、ピスコやテーブルワインのワイナリー見学も可能です。周辺へのアクセスは、リマからパンアメリカン・ハイウェイを南下、約4時間で到着します。途中には、緑豊かな農園や果樹園がひろがり、道中にはスペイン統治時代の荘園ホテル&レストランがあり、統治時代の建物やインテリアを見ることができます。