旅行業界における優れたサービスや観光地に贈られる「ワールド・トラベル・アワード2012」の「世界で最も美食を楽しめる国（World’s Leading Culinary Destination）」部門において、ペルーが最優秀賞を受賞しました。南米代表としてグランドファイナルに臨んだペルーは、最終候補12か国の中から、業界の専門家および一般からのオンライン投票によって１位に輝きました。同賞の授賞式は12月12日、インドの首都ニューデリーで行われました。

「栄誉ある賞を受賞し大変うれしく思います。ペルー通商観光省およびペルー政府観光庁は、より多くの観光客に地産食材を使った料理を楽しんでいただこうと、ペルー料理を活用した観光推進を一層強化していく予定です」（ペルー政府観光庁国家イメージ推進局局長マリエッラ・ソルディのコメント）

ペルー料理は、変化に富んだ気候風土が育む豊かな食材と移民がもたらした国際色豊かな食文化が融合し、独自の発展を遂げてきました。ペルー政府観光庁は、今後さらに官民一体となった農業・食品産業の支援やシェフの育成、食の魅力を活かした観光客誘致に取り組んでいきます。


ワールド・トラベル・アワード(World Travel Awards)について
1993年設立。2013年に20周年を迎える「ワールド・トラベル・アワード」は、世界の観光地および業界のサービス水準と業界全体の業績を向上することを目的に優秀な企業・団体および観光地を表彰しています。各カテゴリーの受賞者は、世界171カ国の約79万人の業界の専門家と消費者によって選出されています（2011年度実績）。2012年度においては、900カテゴリーにおいて162か国から5000もの企業・団体が参加し、中東、アフリカ・インド洋、アメリカ大陸、アジア・オーストラレーシア、ヨーロッパの5地域で地域選考が行われました。
ウエブサイト: http://www.worldtravelawards.com/