- 2019.11.05
ペルー政府観光庁は、このたび、2012年1月から9月のペルーへの入国者数統計をまとめた結果、外国人入国者数の合計が前年同期比10%増の211万9,581人となり、年末までに年間目標である280万人を達成する見込みです。また、日本人入国者数は、前年同期比28%増の4万2,506人となり、国別では、アジア最上位の14位にランクインしました。地域別では、オセアニアが20%増、アジアが17%増となり、全体(10%増)の伸びをけん引しました。(いずれの数字も前年同期比)。
日本をはじめとするアジア・オセアニア地域からの外国人入国者数増加の要因のひとつに、ペルーの玄関口である首都・リマのホルヘ・チャベス国際空港の拡張があります。同空港は、一週間に離発着する便数を増やし、現在は週531便となっています。今後も、外国人入国者数の急速な伸びに対応するため、国内の空港やホテルの整備に力を入れていく予定です。
また、ペルーの観光業の収益は前年の215万8,000米ドルから12%増の242万6,000米ドルとなり、成長する観光産業は、天然資源、漁業に続いてペルーの第三の収入源となっています。
2014年FIFAワールドカップブラジル大会と2016年オリンピック(リオデジャネイロ大会)開催を控える南米の注目度が高まる中、ペルー政府観光庁では今後も、豊かな歴史、文化、自然、食などペルー観光の魅力を日本国内で積極的に発信していきます。