第8回目の開催を迎える、ラテンアメリカ最大の食のイベント「ミストゥーラ(Mistura) 2015」が、本年9月4日から13日の間、リマ市ミラフローレス地区北部のマグダレナ・デル・マー地区の特設イベント会場で開催されます。

ミストゥーラのイベント会場は、アンデス、アマゾン、北部、南部、クレオール、ニッケイ、セビーチェ、バーベキューなどを含むテーマ別セクションに分けられ、イベント用ステージの他、ペルー国内の様々なパンを紹介するブース、ペルー名産のぶどうの蒸留酒ピスコ、ペルー産カカオを使ったチョコレート製品の販売ブースなどが登場します。今年は、新たにフードトラックとクラフトビールのコーナーが拡大される予定です。イベント期間中は、お料理コンテストをはじめ有名シェフやパティシエによる講習会等のイベントも予定されており、国内外の食のトレンドが紹介されます。

ペルーの食文化は、変化に富んだ気候風土が育む豊な食材と、移民がもたらした国際色豊かな食文化とが融合し、独自の発展を遂げてきました。多様な人種と食文化が存在するペルーは、フュージョン料理の発祥地とも言われており、ペルー料理の味が日本人に馴染みやすいのも魅力です。ペルー料理の国際的認知度も年々上がっており、ペルーはワールドトラベルアワーズの「世界で最も美食が楽しめる国（World’s Leading Culinary Destination）」部門において、過去3年連続、最優秀賞を受賞しています。また、世界のベストレストラン50（The World’s 50 Restaurant）の上位にもペルー料理レストランがランクイン（第4位Central、第14位Astrid y Gastón、44位Maido）するなど、世界から注目を集めています。

ペルー政府観光庁は、豊かな食文化を重要な観光資源の一つと捉え、今後もペルーの食に関する情報を積極的に発信していく予定です。
ミストゥーラ(Mistura) 2015公式サイト：http://www.mistura.pe/　（スペイン語／英語）