「男はつらいよ」45周年記念!寅さんの言葉は旅先でも寄り添ってくれる
期間:2014年4月16日から
[リスヴェル編集部]2014年04月28日公開

エリア:アジア  > 日本 / ジャンル:サービス・商品情報 , 

映画「男はつらいよ」シリーズが今年で45周年を迎えることを記念し寅さんのことばと叙情味あふれる音楽で綴る男はつらいよ全48作のオリジナル・サウンドトラック大全「男はつらいよ 寅次郎音楽旅 〜寅さんのことば〜」(ユニバーサル ミュージック ジャパン)が発売された。寅さんと海外旅行!?

旅と寅さんは切っても切れない関係だ。ご存じの方もいると思うが、48作の中で海外でロケをしたのは、第24作(マドンナは香川京子)の米国アリゾナ州と第41作(マドンナは竹下景子)のウィーン(オーストリア)とアムステルダム(オランダ)の空港の3ヵ所だけ。

米国アリゾナ州は、「とらや」に居候した外国人セールスマンのマイケル(ハーブ・エデルマン)の故郷として映画に登場する。当時まだサプリメントが日本で知られていない時代に、マイケルが苦労しながらセールスをしている姿がアメリカ版寅さんのようなタッチで描かれている珍しい作品。実はアリゾナのロケには渥美清さんも行って撮影をしたそうだが、本編ではそのシーンは使用されなかった。

ウィーンが舞台の第41作は、自殺をしようとするサラリーマンの坂口(榎本明)を助けた寅さんに、自分の夢である音楽の都オーストリアのウィーンへ行くということを告げた際、一緒にウィーンへ行って欲しいと言われ、この時寅さんはウィーンを「湯布院」(大分県)と聞き間違えて二つ返事で了解してしまう。旅立ちまでいろいろな事が起こり、結局寅さんはウィーンまで行ってしまうのだが、街で出会ったツアーガイドの久美子(竹下景子)と知り合い、毎度の恋の物語へと展開していくのだが…。どんな思い出寅さんはウィーンを旅したのだろうか...。確かめてみたくなる。

東京新聞・中日新聞夕刊に好評連載された娯楽映画研究家・佐藤利明氏の「寅さんのことば」(東京新聞・中日新聞刊)に登場したすべての台詞と、第1作「男はつらいよ」から最終作となった第48作「寅次郎紅の花」までシリーズを彩った音楽を全48作品の中からセレクション。2枚組のCDに90の“寅さんのことば”と108曲の楽曲、総計198トラックを収録。

単行本と同様に、作品順や場面順に収録(一部を除く)し、昭和から平成へと続いた「男はつらいよ」シリーズをたどるサウンドの旅を楽しめる。今回収録の寅さんのことばは、シリーズ全作の中から心に響く「寅さんの名言」を集め、シリーズを彩った音楽と共に構成されている。

「男はつらいよ 寅次郎音楽旅 〜寅さんのことば〜」
発売日: 2014年4月16日
発売先: ユニバーサルミュージック合同会社
品 番: UICZ-4297/8(CD2枚組)
定 価: ¥3,500+税
音 楽: 山本直純
企画・構成・解説: 佐藤利明
収録楽曲等商品詳細について: http://www.universal-music.co.jp/p/UICZ-4297?s=44454

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