ドイツ観光局によると、2014年と2015年はドイツにとって重要な25周年を迎える。25年前、東ドイツ市民の民主と自由を求める非暴力抗議運動によりベルリンの壁が崩壊し、無血で東西ドイツの統一が成し遂げられた。この2年のプロセスを「平和革命」と呼ぶ。2014年と2015年には、ドイツ平和革命25周年を記念し、ベルリンやライプィヒなどの平和革命の舞台で記念行事や展示会が催される。

例えばベルリンでは、ベルリンの壁崩壊の日11月9日前後に、当時壁があった場所すべてをイルミネーションで飾るという壮大なイベントが行われる予定だ。また、ライプツィヒでもベルリンの壁崩壊につながる大規模な平和デモが生じた10月9日に「光の祭典」と称する大規模な野外イベントが催される。この光の祭典は2009年から行われている。平和革命の英雄の町ライプツィヒやベルリンの壁など、冷戦時代の東西ドイツ国境の跡を訪ねる良い機会かも知れない。

ベルリンの壁崩壊25周年（25 Years Fall of the Berlin Wall）
http://www.visitberlin.de/en/event/11-09-2014/25-years-fall-of-the-berlin-wall

光の祭典（Leipzig Festival of Lights）
http://www.leipziger-freiheit.de/en/festival-of-lights/festival-of-lights-2014/