しまなみ海道の因島、大山神社で犬と一緒に厄を祓い無病息災を祈る祭り「わんこ祭」
期間:2025年11月2日から 2025年11月3日まで
[リスヴェル編集部]2025年10月24日公開

エリア:アジア  > 日本  > 広島 / ジャンル:イベント・フェスティバル , 

瀬戸内海は尾道市因島に鎮座し「自転車神社」「耳明(みみご)神社」「株神社」として知られる大山神社が、2025年11月1日の『犬の日』に因み、昨年に引き続き、11月2日(日)と3日(月・祝日)の両日に第2回『わんこ祭』を開催する。

犬と一緒にお祓いを受け、茅の輪をくぐって記念撮影が出来るほか、境内にはドッグランの設置や水飲み場、ペット用手水(てみず)、当日はペットメモリアル作品「SUKEROKU」様の出店を予定。

第2回『わんこ祭』
日 時:令和7年11月2日(日)・3日(月祝日)午前10時~午後15時(30分毎のお祓い)
初穂料:1家族1匹3000円(2匹目以降は各2000円)(お祓い料・好きな柄の犬柄守り1頭につき1体)

保護猫を飼っていた愛猫家の職員の発案により、猫柄のお守りが令和3年秋に作成され、お守りの授与が始まった。訪れた参拝者がSNSで投稿した事で評判が広がり、その評判は多くの愛犬家の方にも広まり、数多くの要望により、令和4年3月から4種(ダックス・チワワ・トイプードル・柴犬)の「犬柄守り」の授与を開始。その後、更なる要望により令和7年7月から4種(マルチーズ・ヨークシャテリア・パグ・シュナウザー)の「犬柄お守り」を追加した。8犬種のお守りを頒布している全国唯一の神社として、全国より多くの愛犬家が訪れている。

お守りの中に入れられる「御内符(ごないふ)」は全部で6種類(健康長寿・厄除開運・学業成就・交通安全・金運隆昌・ご縁結び)から選べる。また、キャラクター色が強くならないように、目を入れないなどの控えめのデザインになっており、お守りの裏面には可愛い尻尾がついている。

大山社では、動物保護及び動物福祉の観点から、「犬柄お守り」を御受け頂いた参拝者の初穂料の一部を一般社団法人日本動物センターと公益社団法人アニマル・ドネーション等へ寄付している。

毎年6月には「泣き相撲 しまなみ場所」、9月には「原付カブ祭」、11月には「自転車神社祭(のろのろ1本橋 全国大会)、2月には「にゃんこ祭」、3月には「耳祭り」を開催し、年間4万人の参拝者が訪れる。

大山神社
しまなみ海道、尾道市因島土生町の瀬戸内の島々を見渡す小高い丘に鎮座しており、宝亀4年(773年)伊予国大三島の大山祇神社より分霊を勧請し、隠島大神と称したといわれている因島最古の神社。境内から弥生時代の須恵器・高杯が発掘され、古代祭祀の社と考察され、中世には因島村上海賊の守護神として崇敬され、江戸時代には郡中祈願所として広く崇敬を集めた。大山神社の御祭神である大山積大神様は、古来より山の神様として信仰されており、山の神様の使いは「狼(山犬)」と言われ敬われており、その事より大山神社と「犬」は深い関係がある。

広島県尾道市因島土生町1424-2
公式サイト:https://ooyamajinja.net/

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