ベートーヴェンの『交響曲第9番』初演から200周年
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2024年02月12日公開

エリア:ヨーロッパ  > オーストリア / ジャンル:アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 名所旧跡・観光施設 , 

オーストリア政府観光局によると、日本で年の瀬の風物詩となっているルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『交響曲第9番』の初演から今年で200周年を迎える。交響曲第9番は、1824年5月7日にウィーンのケルントナートア劇場(※ 劇場は1870年に解体され現在はホテル・ザッハー)で初演された。交響曲第9番の大部分は、ウィーン郊外の温泉地バーデン・バイ・ウィーンの住居(現在は博物館)で作曲されたと言われている。

ドイツ生まれのベートーヴェンは22歳でウィーンに移住し、56歳で没するまでに『英雄』(交響曲第3番変ホ長調作品55)、『運命』(交響曲第5番ハ短調作品67)、『田園』(交響曲第6番ヘ長調作品68)などといった名曲を次々に発表した。ベートーヴェンはウィーンを第2の故郷として住み始めてから人生の大半をウィーンで過ごした。ベートヴェンの足跡を訪ねるウィーン音楽の旅と題したオーストリア政府観光局のコラムのリンクは次の通り。

「ベートーヴェンを訪ねるウィーンの一日」
https://www.austria.info/jp/art-and-culture/artists-and-masterpieces/one-day-with-beethoven


ベートーヴェンはコーヒーが大好き
ウィーンのコーヒーハウスは、コーヒーとケーキを提供するだけではなく、メニューには典型的なウィーン料理も提供している。ベートーヴェンは多岐に渡って楽しみを見つけていたと知られているが、特にコーヒーが大好きだったと言われている。当時、温かい飲み物は高級品だったが、ベートーヴェンは自分のコーヒーマシンを持ち、特別なこだわりをもってコーヒーを淹れていた。それは常にエスプレッソに正確に60粒のコーヒー豆を使用したということらしい。日本のUCC上島珈琲がベートーヴェンのコーヒーの淹れ方を検証したコラムが2020年に掲載されている。

【検証してみた】作曲家ベートーヴェンのコーヒーへのこだわり
https://mystyle.ucc.co.jp/magazine/a_6719/

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