ルレ・エ・シャトーのエジプト初となる新規加盟ホテル「アル マウディラ ホテル」
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2023年12月 7日公開

エリア:アフリカ  > エジプト  > ルクソール / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 

世界中の厳選された580以上のホテルが加盟するルレ・エ・シャトーにエジプト初となるメンバーが新たに加盟した。「アル マウディラ ホテル(Al Moudira Hotel)」は、エジプトのナイル川西岸、ルクソールにあるオアシスとして、ユネスコの世界遺産に登録されている古代テーベと王家の谷に近い場所に位置する。ホテルの名前はアラビア語で「ボス」を指す女性形名詞で、初期オーナーのゼイナ・アブー・ケイル氏が作業員や職人に呼ばれていた事に由来する。

このホテルは1999年に開業し、初期オーナーから引き継いだ「静寂と安息の空間」をテーマにしており、10ヘクタールのヤシの木立とエキゾチックな庭園に囲まれ、歴史的建造物で使用されていた材料で装飾されている。ホテルは、10の中庭からなる蜂の巣のような構造で、壮大なカントリーハウスの雰囲気が漂っている。

客室は56室あるが、そのうちの42室はスイートになっている。65平方メートルの広さを誇るシグネチャースイートは、キングサイズベッドと各部屋に独自の特徴があり、グランドドーム、カラフルなガラス天井アート、広々としたバスルーム、そして専用のテラスからなる異なるテーマの部屋から選べる。シグネチャースイートの中で2部屋だけが中央に噴水を配した特徴を備えている。宿泊料金は1泊€260から。

ホテルにはダイニング2ヶ所とバー1ヶ所あり、「メインコート(Main Court)」は、朝食、コーヒー、ランチ、ドリンク、そしてカジュアルなディナーを楽しむことができ、ブーゲンビリアの周りで鳥が囀り、日陰で寛ぐことができるカジュアルな屋外リビングのスタイル。「シェラザード(SHEHRAZAD)」は、カイロのワイルドでグラマラスな1930年代をイメージしており、プライベート・ディナーやパーティーのためだけにオープンする。中庭に面した「イースタン・バー(Eastern Bar)」は、スウィングするジャズやゆったりとしたブルースなどを聴きながら、アンティークやオスマントルコ時代の絵画に囲まれながら、カクテルや食前酒を堪能できる。

また、興味深い体験として、クルーズ船「Dahabeya(ダハべヤ)」で、ルクソール、カルナック、メディネト・ハブ、ディール・エル=メディナなどを巡り、3〜7日かけてナイル川を下る古代エジプトの冒険も提供している。

アル マウディラ ホテル(Al Moudira Hotel)
Luxor West Bank, Hager Al Dabbeya
(+20) 95 255 14 40
https://moudira.com/en

【お問い合わせ】

risvel facebook