モロッコのアガファイ砂漠に新たなデザートリゾート「アガファイパーム・マラケシュ（Agafay Palm Marrakech)」が2025年11月末にグランドオープンする。

マラケシュから車で約40分。“月の谷”とも呼ばれるアガファイ砂漠に建つアガファイパーム・マラケシュは、まるで蜃気楼のように浮かぶ白い建物の外観のデザインが美しく、やさしく風に揺れるヤシの木々が自然と調和する新たなグランピングリゾートと言える。

マラケシュはモロッコ中央部の都市。アトラス山脈山麓の丘陵地帯、テンシフト川の南岸に位置し、「南の真珠」と呼ばれてきた。ベルベル語で「神の国」を意味する。現在の人口はおよそ100万人で、カサブランカ、タンジェ、フェズにつぐモロッコ第4の都市である。

敷地の中央には、アガファイの空を映すように輝く大きなプールを完備。昼は砂漠の強い陽射しを浴びながら、夜は星空を映し込む幻想的な時間を過ごせることが特徴のひとつである。レストランエリアは、ヤシの葉に囲まれた開放的なデザインで、モロッコの伝統料理にモダンなエッセンスを加えた“ボーホースタイル”の新しいダイニング体験を楽しめる。

Agafay Palm Marrakech（アガファイパーム・マラケシュ）
開業予定：2025年11月末
所在地　：モロッコ・アガファイ砂漠
施設内容：大プール／レストラン／グランピングスタイル宿泊棟／ラウンジエリア

アガファイ砂漠では、様々なアウトドアアクティビティを楽しむことができる。例えば、ラクダに乗って砂漠を散策。特に夕日の時間帯にはロマンチックなひとときを過ごせる。また、四輪バイクでの砂漠探検、ユニークな岩だらけの風景の砂漠でのハイキングと乗馬、伝統的なベルベル料理の食事やベルベルのテントでの宿泊体験などを体験できる。天候は、春と秋の昼間は20度から30度程度で過ごしやすいが、冬の昼間は10度から20度くらいになり、夜間は氷点下近くまで冷え込むことがある。