阿寒摩周国立公園内に北海道の針葉樹をテーマにしたコンセプトショップ誕生
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2022年12月 9日公開

エリア:アジア  > 日本  > 北海道 / ジャンル:名所旧跡・観光施設 , 

摩周湖観光協会によると、北海道の道東、弟子屈(てしかが)町の「川湯ビジターセンター」の裏に広がる心地よい空間の「アカエゾマツの森散策路」を活かして、北海道の針葉樹をテーマにしたコンセプトショップが誕生した。

川湯ビジターセンターは、 “森と湖の温泉郷”であるこの地の自然や文化を紹介し、摩周湖、屈斜路湖、硫黄山を拠点とするフィールドを楽しむための玄関口で、道内でも珍しいアカエゾマツの天然林が広がる。約200年の時を経て育まれた針葉樹の森は真っ直ぐに伸びた木々が延々と続き、やさしい香りと落ち着いた雰囲気で来訪者を迎えてくれる。道内各地で採取された針葉樹の香りを比べてみたり、ウッドチップや木工作品に触れてみたり、廃棄されていた枝葉や間伐材にも目を向け、木々の奥深い魅力を感じられる空間だ。

アカエゾマツ(Picea glehnii,マツ科トウヒ属の常緑針葉樹)は、北海道を代表する樹種。精油や芳香蒸留水は爽やかな心地よい森の香りを有し、リラックス効果や抗菌効果も期待できる。弟子屈町で蒸留されたアカエゾマツの精油&蒸留水をはじめ、道内の各地からアカエゾマツとトドマツの商品をセレクト。館内では、アカエゾマツの枝葉を使った水蒸気蒸留を実演、採取したばかりのアロマウォーターの香りを楽しめる。

川湯ビジターセンター
住 所: 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉2-2-6
電 話: 015-483-4100
営 業: 11月〜3月 9:00〜16:00、4月〜10月 8:00〜17:00
休館日: 毎週水曜日(7月第3週〜8月31日は無休、水曜祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
公式サイト: https://www.kawayu-eco-museum.com/

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