フィンランド政府観光局によると、首都ヘルシンキの中心部と美しい街並みのヘルシンキ南地区が交わる好立地に、ノルディック・スワン・エコラベルを取得した新しいホテル「スカンディック・ヘルシンキ・ハブ（Scandic Helsinki Hub）」が9月1日に開業した。

スカンディック・ヘルシンキ・ハブは、1920年代に建てられた印刷所の建物を改装し、352室の擁する大規模なホテルとして生まれ変わった。ロフトスタイルの客室のほか、会議室、コワーキングスペース、イベントスペース、イタリアンレストラン「Trattoria II Centro」、2軒のバー、ジム、ヨガルームなどを備えている。ホテルの中庭を見渡せるプライベートテラス付きの客室や、大きなコーナー窓を備えたジュニアスイートなど、特別仕様の客室を擁する。また、アンナンカトゥ通りに面した客室からは、緑豊かなオールド・チャーチ公園を眺める。

スカンディック・ヘルシンキ・ハブは、スカンディック・ホテルの一員としてサステナビリティを重要な柱として捉え、北欧の環境認証「ノルディック・スワン・エコラベル（Nordic Swan Ecolabel）」の新しい厳しい基準に従ってエコラベルを取得。エコラベル付きの製品や100％再生可能な電力の利用、使い捨て製品を利用しない、水の消費量を減らす、環境負荷の少ないメニューの提供、食品廃棄物の削減などが認定の基準となっている。また、持続可能な開発の原則は、ホテルの計画段階から検討され、元の建物の要素をできるだけ多く残し、新しく調達した家具やカーペットを選ぶ基準にもペットボトルや繊維くずなどのリサイクル素材を使うなど環境に配慮している。

スカンディック・ヘルシンキ・ハブ
https://www.scandichotels.com/hotels/finland/helsinki/scandic-helsinki-hub

スカンディック・ホテルズ・グループ（Scandic Hotels Group）は、北欧最大のホテルグループ。130以上の都市で280軒以上のホテルが営業および開発中。https://www.scandichotelsgroup.com