【編集部推薦映画】韓国初登場1位!『7番房の奇跡』監督最新作
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2021年09月14日公開

エリア:アジア  > 韓国 / ジャンル:サービス・商品情報 , 

1985年、軍事政権下の韓国で民主化を求め自宅軟禁された政治家と監視する諜報員、国家を揺るがせた男たちの“正義”を描く社会派ヒューマンサスペンス『偽りの隣人 ある諜報員の告白』が9月17日(金)より、シネマート新宿ほか全国で公開される。

【STORY】
1985年8月下旬。次期大統領選を控え民主化運動が激しさを増す軍事独裁下の韓国に、民主化を求める野党総裁イ・ ウィシク(オ・ダルス)が3年ぶりに帰国した。彼の出馬阻止を目論む国家安全政策部のキム室長(キム・ヒウォン)は、空港に到着した直後のウィシクを拉致。ソウルの城北洞にある彼の自宅に家族もろとも軟禁し、共産党主義者に仕立て上げ、国外追放する計画を実行に移す。ウィシク自宅の隣の民家には、すでに盗聴チームのドンシク(キム・ビョンチョル)とヨンチョル(チョ・ヒョンチョル)が配置されていたが、盗聴チームに新たに釜山出身のチーム長、デグォン(チョン・ウ)を送り込んだ。
デグォンは、一家の1日のスケジュールと家族の会話、客や荷物の出入り、食生活や健康状態を把握。あらゆる声と音に耳をそばだたせ、キム室長に報告書を上げていた。ある日、ウィシクの同志で右腕的存在のノグクがやって来た。久し振りの再会を喜ぶ2人は政治の話題になると声を潜め、奇妙な音がする物の受け渡しを行う。盗聴チームは色めき立つがヘッドホン越しの音では物の正体も目的も不明のまま。謎解きに行き詰まったデグォンが屋上で一服していると、屋上に上がってきたウィシクに声を掛けられてしまった。その夜、ウィシク一家はラジオの人気番組が始まるのを心待ちにしていた。ウィシクがペンネームで送った投稿が読み上げられ、リクエスト曲の「クルクル」がかかると、家中大はしゃぎ。しかし盗聴チームは、彼のリクエストでこの曲がかかるのは4度目のため、歌詞の内容から「クルクル」が北朝鮮への指令と確信し、キム室長に放送禁止を提案する。帰国して間もないウィシクは、初めて見かけたお隣さんが気になるのか、近所付き合いをしようとデグォンに積極的に声を掛けてくるが、盗聴班も一家の和やかな会話を盗聴し過ぎて情が湧いていた。家族を愛し、国民の平和と平等を真に願うウィシクの声を聞き続けるうちに、上層部に疑問を持ち始めるデグォン。そんな矢先ウィシクとその家族に命の危険が迫っていたー。

『偽りの隣人 ある諜報員の告白』 2020年/130分
公 開: 2021年9月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国で公開
英 題: BEST FRIEND
監 督: イ・ファンギョン(『7番房の奇跡』)
出 演: チョン・ウ(『王の預言書』『善惡の刃』)、オ・ダルス(『国際市場で逢いましょう』)
提 供: ニューセレクト
配 給: アルバトロス・フィルム
公式サイト:https://itsuwari-rinjin.com/


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