- 2016.12.06
サンフランシスコ発「ブルーボトル・コーヒー(Blue Bottle Coffee)」の創設者ジェームス・フリーマン氏は、大の旅好きとしても知られ、初めて訪れる場所でも特筆すべきコーヒーを見つけることにかけては天才的。その彼が近日、中米の国ベリーズの「ベルカンポ・ロッジ(Belcampo Lodge)」と提携し、敷地内でコーヒー・トレーニングや、豆の栽培から飲み物になるまでを学ぶ4泊5日のコーヒーキャンプを開始したというニュースをキャッチ。早速彼に、「ベルカンポ」との出会いや彼のトラベルスタイル、そしてお気に入りのTabletホテルについて教えてもらいました。
「ベルカンポ・ロッジ」との提携を始めて、どんな手応えを感じていますか?
2カ月ほど前に、第1回コーヒーコースの開催とコーヒー栽培用に新しく開かれたエリアを見に行ったんだけど、訪れる度に着実に進化してるのがわかって嬉しいよ。「ベルカンポ」はトレド州はもちろん、ベーリズ最大の事業だから、スタッフの中にはもう4、5年ここで働いているっていう人もいてね。
ロッジについてはどう思いましたか?
信じられないぐらいビューティフル! 部屋の中にいてもホエザルの鳴き声が聞こえるし、ベランダに出れば感動的に美味しいフルーツサラダが出されるし。しかもすべて敷地内の農園で育てられてるんだから。
東京でもカッピングをしたことがあるそうですね。
東京っていうのは、デニムだろうとピザだろうと、コーヒーだろうとなんだろうと、なにかこだわってるものがあるとすれば、それに関する最高峰の専門家に出会える場所なんだ。コーヒーにこだわってる僕にとってもお気に入りの場所だよ。
頻繁に訪れる場所で毎回必ずしていることはありますか?
東京ではいつも「セルリアン・タワー(Cerulean Tower)」に泊まってる。ベーシックで、居心地がよくて、静か。しかも東京だと思えないぐらい素晴らしい景色が望める。旅する時は、同じ所に泊まって、同じことをするのが好き。コーヒーもね、自分のグラインダーと豆をいつも携帯してるから、朝起きたらまずは自分の好きなコーヒーが作れるんだ。ある意味、習慣を大事にしているってことだよ。
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