【編集部推薦映画】史実を基にした山岳アクション・アドベンチャー「クライマーズ」
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年09月 4日公開

エリア:アジア  > 中国 / ジャンル:サービス・商品情報 , 

キャスト・スタッフが命を懸け、危険なエベレストでの撮影に挑んだ山岳アクション・アドベンチャー『クライマーズ』が9月25日(金)に新宿シネマカリテほかにて全国順次公開される。

この映画は、中国の登山隊が初めてチョモランマ(エベレスト)登頂に成功した1960年と、その事実が西欧諸国に認められないまま15年の不遇な歳月を過ごし、1975年に二度目の登頂に成功したチームの苦難と葛藤とその中で紡がれていく愛の物語。史実を基にしたストーリーと実際にチョモランマの高地で撮影された壮大なロケーション、迫力あるVFXで新しい映像表現が展開される。

山岳シーンの撮影はすべてチョモランマで行われたため、キャストやスタッフは高山病に陥ったり、高度による低酸素症にかかったり、撮影現場は過酷を極めた。リアルさを追求するため、60~70度の急こう配の登山シーンでさえ、スタントも手助けも一切なしでキャスト本人の力による演技で撮影は敢行された。

世界最高峰のチョモランマへの登頂に対して、またその標高を測定することに現在も世界各国が凌ぎを削っている。中国も1949年の建国以来、チョモランマの標高を測定しており、2020年5月に6度目の測量隊の登頂が成功したことを全世界に発信した。人は何故、最高峰の山頂を目指すのか。名誉や国のためなのか。この映画が伝えたいことは、それだけでなく、下山した時に“愛する人”に大切な想いを伝えるためなのかもしれない。

〈STORY〉
1960年、ファン・ウージョウ(ウー・ジン)率いるたった3人の中国登山隊は、無謀ともいわれた北稜からのチョモランマ登頂に世界で初めて成功する。しかし、途中で仲間のソンリン(チャン・イー)が雪崩による滑落のため、ファンはカメラよりソンリンの命を救うことを選択する。写真という登頂成功の証拠を失った彼らの偉業は国際的に認められることはなかった。
15年後、ボイラー室で働いていたファンに中国がチョモランマに再挑戦するという朗報が入る。ファンは隊長として、婚約者の気象学者イン(チャン・ツィイー)やソンリンと共に第二次登山隊を結成。カメラマンのリー・グオリャン(ジン・ボーラン)、測量士のヤン・グアン(フー・ゴー/ジャッキー・チェン)などの新しい仲間と共に愛と名誉をかけたチョモランマ登頂に再び挑む!

「クライマーズ」 122分/中国語/日本語字幕
公 開: 2020年9月25日(金) 新宿シネマカリテほかにて全国順次公開
制 作: ツイ・ハーク
監 督: ダニエル・リー
脚 本: ア・ライ
配 給: AMGエンタテインメント
出 演:ウー・ジン、チャン・ツィイー、チャン・イー、ジン・ボーラン、フー・ゴー、ワン・ジンチュン、ホー・リン、チェン・ロン、リュウ・ギョウフェン、チュイニーツーレン、ロブ・ラヴァン、トプギェル、ジャッキー・チェン(友情出演)
公式サイト:https://climbers-movie.com/

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