GoToキャンペーン(旅行)の意識&ニーズ調査
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年08月11日公開

エリア:指定なし / ジャンル:旅行準備 , 

ブランド総合研究所が「GoToトラベルキャンペーン」に関する意識&ニーズ調査を全国の消費者約1万人を対象に実施した。

GoToトラベルキャンペーンを活用して、「すでに旅行を予約している」と回答した人は3.0%、「旅行を具体的に検討している」と回答した人は4.8%など、旅行に行く予定のある人は合わせて7.8%だった。

「旅行には行きたいとは思わない」が半数以上の50.7%、「できれば行きたい」が9.9%、「感染が収まれば行きたい」が28.7%という結果となり、感染が再び拡大している事や先行きの不透明感などから、消費者の意識は旅行に行く時期ではないと判断したようだ。また、「旅行には行くが、GoToトラベルキャンペーンは利用しない」との回答が2.9%だった。

旅行の予定がある人の割合について、年代別では20代が最も多く9.9%、30代が8.2%、最も少ないのは50代の6.3%。また、「感染が収まれば検討したい」が最も多かったのは60代以上の35.2%で、これは20代の23.6%と比べて1.5倍の割合。「旅行に行きたいとは思わない」との回答は40代が最も多く53.1%だった。

性別について、男性はGoToトラベルキャンペーンを利用して旅行に行く人と行かない人の割合が分かれる傾向がある一方で、女性は現時点での判断を見送る人が多いという結果になった。また、希望する旅行先については、旅行の予定がある人では中部および近畿の人気が高い結果になった。

具体的な目的地としては「東京ディズニーリゾート」が最も多く全体の7.9%(「旅行に行きたいと思わない」と答えた人を除く5,417人が対象)。大阪のUSJは3位、沖縄の美ら海水族館は5位、伊勢神宮は8位と各地を代表する施設も上位にランクイン。また、都市としては札幌が最も多く、次いで函館、箱根、富良野、金沢が上位を占めた。

旅行の予定がある人において、目的の中で最も多かったのは「温泉」で半数を超える54.6%、次に「自然景勝地巡り」で45.1%、「食べ歩き、グルメ」で37.5%という結果になった。温泉と自然は年代が高いほど人気が高く、グルメは全年代でほぼ同じ人気。

「宿泊先や観光施設にどのような対策を望みますか」という質問では、最も多かったのは「マスクの徹底」で59.8%。「徹底した消毒」が59.0%、「窓や扉の開放、室内換気」が36.2%。

<調査概要>
調査方法: インターネット調査
調査対象: 18歳以上の登録調査モニター(約450万人)から年代・性別を均等抽出(18~19歳は20代に含む)
設問数: 10問+回答者属性9問
有効回答数: 10,979人
調査時期: 2020年7月17日~7月21日

Photo by Erik Odiin on Unsplash

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