シンガポール航空、快適な旅を実現するための健康と安全の対策を強化
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年06月25日公開

エリア:アジア  > シンガポール / ジャンル:航空会社 , 

シンガポール航空は、新型コロナウイルスの感染拡大が世界に広がって以来、健康と安全のための取り組みを通じて予防措置を講じているが、安全で衛生的な環境づくりを目指す対策を強化する。シンガポール航空の健康と安全対策 https://bit.ly/2zqsz5y (e-brochure)

衛生基準の強化
シルバークリスラウンジを含むすべての施設の清掃手順を強化。ラウンジではビュッフェの代わりにアラカルト形式のメニューを用意。スタッフは常時マスクを着用し、必要に応じて手袋をする。

すべての航空機のフライト前に清掃手順の徹底。殺菌力のある消毒剤を使い、窓、トレイテーブル、ハンドセット、機内エンターテインメント画面、化粧室やギャレーなど、機内の表面や共有空間を清掃。ヘッドホン、ヘッドレストカバー、枕カバー、ベッドシーツや毛布はフライトの度に洗浄し交換。

機内の天井から床までの気流は、ウイルスや細菌の拡散を抑えるのに有効で、客室の空気は2〜3分おきに入れ替わる。シンガポール航空グループのすべての機体は、HEPAフィルターを装備。HEPAフィルターは99.9%以上の浮遊微生物を効果的に除去する。

航空機のほぼすべての化粧室には非接触式の蛇口があり、抗菌性の手洗い洗剤を用意。現在、フライト前に実施する紫外線による化粧室殺菌清掃の試験的導入を検討。

機内サービス
6月8日よりマスク、抗菌性ウェットティッシュ、手指消毒剤の入ったケアキットを搭乗者に提供。乗務員はフライト中にマスクを付け、サービス時にはゴーグルを着用し、食事サービスをする際には手袋を着用。

シンガポール航空のモバイルアプリを使い、eライブラリーで150種類以上の新聞や雑誌を読むことができる。また、機内エンターテインメントシステム「クリスワールド」を搭乗者のモバイルデバイスと連動できる機能を活用すると、機内エンターテインメントの画面に触れることなく、自身のスマートフォンなどからリモートで画面操作が可能。

デジタルソリューションの取り組み
今後数カ月以内にラウンジでの食事のデジタルオーダーサービス、機内食のデジタルメニューを導入。また、搭乗者が空港にあるセルフサービスの端末で搭乗券や手荷物タグを発券する際、モバイルアプリやQRコードを介して非接触で印刷できるPrint-n-Goソリューションに取り組んでいる。

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