フィンランドが3年連続で幸福度ランキング世界一位を獲得
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[リスヴェル編集部]2020年04月 7日公開

エリア:ヨーロッパ  > フィンランド / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

3月20日、国連による世界幸福度調査によりフィンランドが3年連続で最も幸福度の高い国として選ばれた。フィンランド政府観光局は、新型コロナウイルスの影響によって旅行が困難な現在の状況を踏まえ、自宅でできる「フィンランド式の心を落ち着かせる5つの方法」を発表した。

その1 冷たいシャワーで一日をスタート (湖や海まで出かける必要はありません) 

フィンランド人はサウナと同じくらい冬に泳ぐのを好む。氷水に飛び込む醍醐味は、水から上がる時に体中に沸き起こる感覚にある。フィンランド人の「Sisu(不屈の精神)」である。体内循環が活発になり体が温まるにつれ、幸福感に包まれていく。

自宅でこれをする簡単な方法は、朝、一日の始まりに冷たいシャワーを数分浴びること。冷たいシャワーと暖かいシャワーを交互に浴びてサウナのようにすれば体の循環が高まる。※体調を管理した上で、身体を慣らして徐々に無理をせずに注意をして行うように

その2 読書を通して世界を知る (図書館に行く必要はありません)

フィンランド人にとって読書は欠かせない。フィンランドには多くの図書館があり、2019年にオープンしたヘルシンキ中央図書館「Oodi」は世界の最も優れた公営の図書館に選ばれた。フィンランド文学の象徴と言えばフィンランド人作家トーベ・ヤンソンが1940年代に創作したムーミン。ムーミンの本を置いていない本屋や図書館はない。

ムーミンの生活の知恵について:https://www.moomin.com/en/quotes/
ムーミンについて:https://www.visitfinland.com/ja/kiji/long-live-the-moomins/

その3 ソファに寝転んで森の散歩をイメージする (実際に森に散歩に行く必要はありません)

森には不思議な力があり、フィンランド人の心は常に森とつながりを大切にしてきた。森はフィンランド人のルーツであり、森は私たちを守り、心に安らぎをもたらしてくれる。

森の中で15分間過ごすだけで脈拍が安定し、体がリラックスできることが科学的にも証明されている。ソファに寝転んでフィンランドの森を散歩していることをイメージしてみよう。

フィンランドの森の音源:https://www.lapland.fi/visit/sound-of-lapland/scapes/

その4 シナモンロールを焼いて美味しいひととき (カフェに行かなくても自宅で出来る楽しみ方を)

コルヴァプースティは、シナモンロールをフィンランド風に焼いてカルダモンのハーブをかけた菓子パン。フィンランド人は1年に約10キロも消費するほどコーヒーが好きでシナモンロールも大好き。フィンランド語には「パンとコーヒー」を意味する「pullakahvit」という特別な言葉もある。

コルヴァプースティのレシピ:https://www.youtube.com/watch?v=8ynuFYeEJMc

その5 オンラインで思いを巡らせよう(美術館に行く代わりに)

55を超える美術館やギャラリーがフィンランドにある。フィンランド人はストレスや考えを作品にしたり、心を落ち着かせたり、居心地の良い空間にするためにアートを使う。

フィンランドバーチャル旅行体験:https://www.instagram.com/amoskonst/?hl=sv

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