【編集部推薦映画】めざましい経済成長を遂げた中国で、喜びも悲しみも分かち合う夫婦30年の物語
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2020年03月12日公開

エリア:アジア  > 中国 / ジャンル:サービス・商品情報 , 

第69回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞&女優賞W受賞した『在りし日の歌』が4月3日(金)より角川シネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開される。

改革開放後、“一人っ子政策”が進む1980年代、めざましい経済成長を遂げた1990年代、そして2010年代。喜びと悲しみ、出会いと別れを繰り返し、それでも共に生きていく夫婦の姿を激動の中国30年を背景に映し出す。

〈ストーリー〉
1986 年。中国の地方都市にある国有企業の工場に勤めるヤオジュンとリーユン夫婦は、ひとり息子のシンと幸せに暮らしていた。同じ工場で働く仲間のインミンとハイイエン夫婦にはシンと同じ年の同じ日に生まれた息子ハオがおり、お互いそれぞれの子の義理の父母としての契りを交わし、息子たちは兄弟のように育った。

ある時、リーユンは第二子を妊娠するが “一人っ子政策”に反するため堕胎させられてしまう。さらに、リーユンは手術時の事故で二度と妊娠できない身体になった。さらに追い打ちをかけるように、シンがハオに連れられて行った川で命を落とし、一家の幸福な日々は、大切なひとり息子シンを事故で失ったことで突然終わりを告げる。

乗り越えられない悲しみを抱えたふたりは、住み慣れた故郷を捨て、親しい友と別れ、彼らのことを誰も知らない福建省の小さな町へと移り住む。やがて時は流れ――。

『在りし日の歌』 185分
英 題: SO LONG, MY SON 原 題: 地久天長 
出 演: ワン・ジンチュン ヨン・メイ チー・シー ワン・ユエン ドゥー・ジャン アイ・リーヤー
監 督: ワン・シャオシュアイ
脚 本: ワン・シャオシュアイ、アー・メイ
配 給: ビターズ・エンド
公式サイト: http://www.bitters.co.jp/arishihi/


© Dongchun Films Production

【お問い合わせ】

risvel facebook