- 2024.12.04
「全席窓側、下を見ないでください!」
こんなタグラインのニュースが本日2013年4月1日に発表された。
ヴァージン アトランティック航空は、航空技術において、世界初、機体の底がガラスでできた航空機、グラスプレーンのデザインを発表した。この機体は、ロンドン=アバディーン間を運航するヴァージン アトランティック航空国内線「リトルレッド」の1日3便のうち、1便の使用機材として運用される予定。これが好評なら長距離路線への導入も視野に入れて計画する。このサービスは、間もなく予約を開始する予定だそうだが具体的な日時はまだ分かっていない。
世界の名だたるエンジニア達がこれまで秘密裡に、世界初のグラスプレーンをデザインし、製造するために尽力してきたことを明らかにした。乗客は快適なシートに座ったまま、息をのむほどの絶景と、前代未聞の飛行体験を楽しむことができるのだ。この機体は、リトルレッド運航の標準的なエアバスA320型機と全く同じに見えるが、航空機の通路の底が完全にシースルーになり、乗客は天空を旅しているように、直に真下を見ることができる。ちなみにナーバスになった乗客に対応するために客室乗務員は特別なトレーニングを受けるらしい。
さらに、もしこの機体の底がガラス張りの航空機が人気になったら、今度は天井がガラス張りの機体を作り、夜間飛行で乗客が星空を眺められるようにしたいそうだ。まさに、ヴァージン・アトランティック航空の創設者であり、冒険家でもあるリチャード・ブランソン氏らしい発想だ。航空機の革新において「世界初」を発表することは、ヴァージン・アトランティック航空らしい、ブランソン氏らしい精神を示している。
これはエイプリールフール?
ヴァージン・アトランティック航空