イリノイ州観光局によると、今年2019年は、全米でも初めての試みとなる「シカゴ・シアター・イヤー」を設定し、シカゴで活躍する俳優やプロデューサーなど、舞台に携わる人々の功績を讃えて、年間を通してシカゴの舞台芸術を盛り上げて行こうということである。

現在シカゴでは、ミュージカルや演劇などの上演が盛んに行われており、その勢いはニューヨークに迫るほど。ループエリアには古い劇場が復活し、シアターディストリクトと呼ばれるエリアも開発されている。これらの数ある劇場を含め、シカゴの都市をあげてのシアターイベント開催なども数多く予定されている。

トニー賞受賞作品などの世界的に有名な舞台が数多く上演されるシカゴでは、シアターはエンターテイメントの中心的な存在。今年は、シカゴ・シアター・イヤーに際し、夏季にシアター仕立ての映画をシリーズ化してミレニアムパークやシカゴ・タウンスクエアで上映するほか、シカゴ文化センターにてシアターに焦点をおいた公共プログラムや展覧会の特別開催などが予定されている。

また、今回で7回目を迎える「シカゴ・シアター・ウィーク」（2019年2月7日〜17日）は、シカゴ・シアター・イヤーのキックオフのイベントとなり、シカゴ市内で上演される100以上の舞台を特別価格で鑑賞することができる。
https://www.enjoyillinois.com/explore/listing/chicago-theatre-week-2019

イリノイ州観光局
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