グルメ:5人の若手トレンドセッターの物語⑤ クラフトマスター
期間:指定なし
[香港政府観光局]2018年11月19日公開

エリア:アジア  > 香港 / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , グルメ・スイーツ , 

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国際的な美食スポットとしての香港の評判には、この街をイノベーションの最前線に留め続けるべく奮闘している多数の若くクリエイティブな専門家が大いに貢献しています。斬新なカクテルを生み出す先駆的なミクソロジストから、インスタ映えする点心を生み出す想像力豊かなクリエイターに至るまで、世界の美食マップに香港を掲載するために貢献した5人の若手トレンドセッターの物語をご紹介いたします。
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YUM CHAの総料理長葉駿文(Winson Yip)氏と彼のチームが手掛けるかわいい点心、とろけるカスタード饅頭は絵文字からインスピレーションを受けており、ソーシャルメディア上で大きな反響を呼んでいます。  個性的な饅頭は新鮮なニンジンジュースを使ってオレンジと黄色の色合いに染められ、てっぺんには小さな丸い目が飾り付けられています。一口噛めば濃厚な塩漬け卵のカスタードが生地から溢れ出し、その味は見た目と同様、まさに絶品です。

 「ゼロからのスタートでしたね」と葉氏は語り、このメニューのアイデアを思い付く前に、彼と彼のチームがレストランのターゲットとするべき顧客層についてブレインストーミングしたことを明かしました。業界で14年の経験を持つこの若手シェフは、それとは関係なくソーシャルメディアに精通した若い層に興味をもってもらいたいと考え、そのための見映えの重要性も理解していたのです。

 絵文字饅頭の作成はどれも楽しいことのように思われますが、実際にはシェフの点心作りは大変な作業です。繊細な手技が求められるため若手人材から敬遠されがちなこの業界では、葉氏は極めて稀な若手有望株なのです。
「点心師になるため最も難しいのは、軽快な指さばきが求められるということです」と葉氏は語っています。「優れたシェフになるのにどれくらいの時間がかかるかは分かりません。ただ懸命に努力をすれば、いつか必ず夢は叶います。しかし、蝦餃子の美しい包み方を習得するには、3年は必要かもしれませんね」

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