- 2024.12.01
マレー半島原産の果実、果物の王様と言われる「ドリアン」はペナンでも最も人気のある果物。ドリアンは甘い香りと玉葱の腐敗臭のような強烈な匂いがするため、最初は苦手な人が多いですが、「3度食べるチャンスに遭遇したら好きになる」という通説がある。
ドリアンは、割って時間が経ったものより、割ったばかりのフレッシュなドリアンの方が始めてなら食べやすい。ドリアンで食べられるのは種の周りのクリーム状の部分。品種によって味も香も舌触りも異なるので、色々食べると自分の好みのドリアンを見つけることができる。もうその時はドリアンの虜に!?
さて、旅行者にもドリアン美味しさを知ってもらいたいと、ペナン島ではドリアンの収穫のシーズンになると「ドリアン・フェスティバル」が開催される。ペナン島には数々の賞を受賞したドリアン品種(Ang Hae, D16, Ang Jin, Ang Bak, D700など)がある。
ドリアンシーズンになるとマレーシアのあちこちで見かけるドリアンスタンドでは、「甘いもの」「熟しているもの」「あっさりしているもの」など、自分の好みの味を伝えるとお店の人が最適なドリアンを選んでくれて、その場で割ってくれる。公共施設、ホテル、飛行機などにはドリアンの持ち込みを禁止にしているところが多いので、その場で食べるのがオススメ。
ペナンのドリアンのシーズンは、通常5月から8月にかけて。現在ペナン島で売られているドリアンのほとんどはペラク州やパハン州のもので、これらの州では1月まで続く短い年末ドリアンの季節を楽しむことができる。