5月はイスラムのラマダン時期!この時期ならではのドバイを楽しもう
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2018年05月 1日公開

エリア:中東  > アラブ首長国連邦  > ドバイ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

ヒジュラ歴の9月を意味するラマダン、太陰暦におきかえると今年は5月16日(水)から6月15日(金)までと予定されている。いつもは喧騒を極めるドバイの街も、ラマダン期間は神聖な雰囲気に包まれ、この時期だけの特別な体験をすることができる。特に、民族衣装に身を包んだドバイの人々を通常より多く見かけ、よりドバイの文化を感じられる。また、ラマダン明けのイード(ラマダン明けの祝祭)に合わせて、花火やイベントが各所で開催される。

この時期イスラム教徒は、日の出の前に食事(スフール)を行い、日没後に食事(イフタール)をするまで食事を節制、いわゆる断食をする。一見すると大変な宗教的習慣のように感じるが、イスラム教徒にとってラマダン期間は、人生や食事のありがたさを認識したり、自我を抑制したり、飢えや貧しい人々の思いを共感するなど、とても大切な時間を過ごす。大切な家族や友達と食事を共にし、夜遅くまで団欒を楽しむ。シェイクモハメッド文化理解センター(SMCCU)では、ラマダンやイスラム教文化をより深く理解できる解説やイフタールを体験できるプログラムを用意している(事前予約必要)。

ラマダン期間は、イスラム教信者に配慮こそしているが、ほとんどの飲食店は通常通り営業しており、ホテルも特別なイフタールメニューやビュッフェを提供しているところがある。また、モール・オブ・エミレーツやドバイモールなどのショッピングモールは、夜中まで営業したり、セールを実施したりしている。

ラマダン時期にドバイ政府観光・商務局がお薦めするホテルを2軒紹介する。ギネス記録の認定を受けた世界一高層のホテルと今年5月に開業する個性的なデザインのホテル。

世界中で高級ホテルを運営するジュメイラ・グループが新ブランド「ザビールハウス(Zabeel House)」を発表し、その最初のホテル「ザビールハウス バイ アル・シーフ」が5月15日にドバイ・クリーク沿いの伝統文化とモダンが調和した新開発地区アル・シーフに開業予定。ザビールハウスは、「アップスケール・カジュアル」をコンセプトに、200室の客室はデザインを重視した空間と都会的なスマートかつスタイリッシュな内装が特徴。宿泊料金もとてもリーゾナブルでAED495(約14,300円)より。 https://zabeelhouse.com

2月12日にシェイクザイードロード沿いにオープンした「ゲボラホテル」は、これまでの最高層ホテル「JWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ」を抜き、世界一の高層のホテル(高さ356m)として2月9日にギネス記録に認定された。75階、全528室のゲボラホテルは、世界最高層から眺めるパノラマ景色を満喫できる屋上レストランをはじめ、71階のラグジャリースパ、バトラーサービスなどのサービスが充実。宿泊料金はAED 650(約19,500円)より。 http://gevorahotels.com/

【お問い合わせ】

risvel facebook