栄養豊富なペルー産の食材を世界的にプロモーションする団体
『スーパーフーズ・ペルー(Superfoods Peru)』発足

　栄養価の高い「奇跡の食材」と言われているキヌアをはじめとする、様々な食材を有するペルーでは、このたび、エデュアルド・フェレイロス通商観光大臣によって『スーパーフーズ・ペルー Superfood Peru』が発足致しました。政府主導によるこの新たな取り組みは、ペルーでは昔から親しまれている、スーパーフードの品質、バラエティの豊かさの認知向上とともに、さらなる栄養豊富なペルー産スーパーフードの発展と販売促進を目的としたものです。2月上旬には、ドイツを代表する食品展示会にて組織発足記念レセプションが開催されました。

　今後「スーパーフーズ・ペルー」は、健康志向、より健康的なライフスタイルをテーマに、世界各国でプロモーションを展開していきます。

　アボカドやブルーベリーなどは世界的にも流通しているスーパーフードですが、ペルーには親指ほどの小さなアボカドや、一粒直径2センチほどもある大きなブルーベリーなど、栄養価のみならず、見た目にも珍しいものが多く、ペルーを訪れた観光客は、市場などで珍しい食材を楽しむ事ができます。また、これらの食材は、ペルー国内レストランでもよく使われているので、観光客も気軽に味わうことができます。

ペルー産スーパーフードで代表的なものは、以下となります。

キヌア＆キウィチャ：ペルー南部の高地で栽培される、プチプチとした食感が特徴の穀物。
マカ：カルシウムが豊富な根菜。
サチャ・インチ：インカ・ナッツとも呼ばれる、アマゾン地域で採取されるナッツ類。オメガ3、6、9を多く含む。
ムラサキとうもろこし：アントシアニンを豊富に含む。ペルーではムラサキとうもろこしからジュースを作ります。
カムカム：ペルー北部、熱帯地域で採取される果物。ビタミンCが豊富。ピンク色の果汁はジュースに。
ルクマ：カボチャをゆでたような形状の果物。ベータカロテン、抗酸化物質が豊富で、アイスクリームやプリンとして売られているほか、レストランのデザートでもよく登場します。
ゴールデンベリー：ほおずきの実。カリウム、ビタミンA & Cが豊富。アグア・イ・マントの名で親しまれ、デザートの付け合せの他、ジャムとしても人気があります。