映画「インフェルノ」の舞台フィレンツェ
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2017年02月10日公開

エリア:ヨーロッパ  > イタリア  > フィレンツェ / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

映画「インフェルノ(Inferno)」は、小説家ダン・ブラウン原作の世界的ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」と「天使と悪魔」の続編として、昨年10月28日に日米同時公開された。このシリーズは、ラングドン教授が活躍するミステリー映画として日本でも人気が高い。

イタリア政府観光局は、映画の撮影舞台となった名所や原作に登場するフィレンツェの主なスポットをまとめて紹介している。「インフェルノ」は、発売元のソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントからブルーレイ、DVD、ULTRA HDが2月22日にリリースされる。劇場で観た人も、劇場で見損ねた人にも、もう一度鑑賞する前にチェックしておこう。

ロマーナ門
主人公の 2 人が旧市街を目指して向かった際の中心部南西にある門。1326 年、町を囲む城壁を最後に拡張した時に建設された。広場の大理石像は街の外側を向き、頭上の人物像は街の内側を向き、街の過去と現在を象徴している。

ボーボリ庭園
世界遺産「メディチ家の館群と庭園」のひとつで、メディチ家の居城ピッティ宮殿の裏手に広がる美しいイタリア式庭園。意匠を凝らした噴水、洞窟、彫像が点在する。ジャンボローニャによる幻想的なブオンタレンティの洞窟や、ネプチューン噴水、ヴィオットローネも映画に登場する。

ヴェッキオ宮殿
1314 年に建設。伝統的にフィレンツェ政庁がおかれ、現在も市庁舎として利用されているが内部の一部は美術館として入場できる。原作・映画にも登場する 「500 人広間」は圧巻。高く持ちあげられた吊り天井、大広間を飾る巨大壁画の中に、ヴァザーリの絵画「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」がある。ヴェッキオ宮殿内の「インフェルノ」に関するツアーもある。

このほか、ヴァザーリ回廊、ダンテ博物館、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、サン・ジョヴァンニ洗礼堂など、数多くの観光名所が映画や原作に登場する。フィレンツェの奥深さを感じながら、あらためて映画を鑑賞すると、また違った見方ができるかもしれない。

フィレンツェ観光(英語)
http://www.firenzeturismo.it/en/


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Photo 1: Boboli Gardens, Copyright and photo credit: HarshLight on flickr
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Photo 2: Salone dei Cinquecento, Copyright and photo credit: Flavio on flickr
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