世界22ヵ国 有給休暇・国際比較調査2012
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2012年11月20日公開

エリア:指定なし / ジャンル:観光情報・観光局・現地便り , 

会社の有休と旅行は切り離せない関係にある。有休を消化しないで使えなくなってしまった経験を持った方もいるだろう。世界の人々はどれくらい有休をとっているのだろうか。

エクスペディア(www.expedia.co.jp)が2012年9月から10月にかけて1ヶ月間実施した「有給休暇・国際比較調査2012」によると、有休の消化率は昨年に続き日本がワースト1位という結果に!一方で、有休支給日数が増加したのは世界で唯一、日本だけだった。この調査は、世界22ヶ国の16歳以上の有職者男女合計8,687名を対象に、有給休暇に関する日本、韓国、台湾、インド、欧米諸国などの様々な実態や変化を分析している。

各国の年間有休支給日数を2011年の調査と比較したところ、日本は世界で唯一増加し、昨年より2日多い13日支給されたことがわかった。その一方で、未消化日数は昨年の6日から8日と2日増えたため、消化率38%と引き続き世界ワースト1位
という結果になった。また、有休支給日数が0日であると回答した人がアメリカでは18%、日本では17%いた。(画像1データを参照)

有休未消化の理由として「経済的な余裕がない」を1位に挙げたのは日本とマレーシア。「同僚から否定的な見方をされる」と感じているのは日本とインド。(画像2データを参照)

経済的な理由は理解できるけど、2位以下の結果はなんとかなることだと思う。「モノより思い出」というコマーシャルがあったが、旅行は、思い出以上に素晴らしい体験や人生を豊かにするものだと思う。

編集部としても意外な結果と思ったことは、休暇中「ひとりで旅行に行く」と回答した人の割合は日本が世界で最も高く、世界平均の2倍という結果に。世界では家族と行くという回答が一番多いのに対し、日本は恋人や配偶者が1位だった。(画像データ3を参照)

参考資料:エクスペディアが実施した世界22ヵ国 有休休暇・国際比較調査2012

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