儲ける以外の何かに情熱を注いだホテリエたち
期間:指定なし
[タブレット ホテルズ]2015年02月24日公開

エリア:指定なし / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , アート・カルチャー・歴史・ミュージック , 

儲けることに目がないホテリエ、と言うと聞こえが悪いけれど、滞在客の絶えることない人気のホテルを作るにはそれなりのセンスと努力、そしてゲストのニーズに対する繊細さが必要とされるのだから、トラベラーにとっては結局のところプラスになっているわけです。でもそんな業界の中で時々、お金以外のものにモチベーションを感じてホテルを始めたという、情熱溢れる経営者に出会うことがあります。そういった人たちの様子を見つめていると、彼らには真心込もった自然なおもてなしの感覚が備わっていることが多いということがわかります。そう、それは、自身の情熱をシェアすることこそが彼らにとっての報酬となっているからなのです。

 

1. GALERY69(ポーランド)

もし新進のホテリエが、ひと儲けしようと考えているのであれば、ポーランド北部の湖畔が理想的なロケーションとなるということはないでしょう。ここギャラリー69はなによりも、経営者カップルであるマウゴジャータ&ヴォイチェフさんのアート作品を飾るスペースとなっているのが特徴。ベッドや椅子も含め、ここで目にするものはすべて二人が手作りしたものなんです。

 

2. MICHELBERGER HOTEL(ベルリン)

ミヒェルベルガーの仕掛人チームは、この荒削りでどこまでもクールなホテルを手がけるまで、中心人物となったミヒェルベルガー氏を含めみ〜んなホスピタリティ業界処女だったんだそう。DIYっぽさ満点の家具類から、お金より雰囲気のあるゲストを惹き付ける料金帯まで、いい意味でアマチュア精神に溢れた一軒になっています。

 

3. LV GARDEN HUANGHUALI ART GALLERY(北京)

アートコレクターでもある人気作家の海岩(ハイ・イエン)さんが企画に携わったこのホテルには、高級木材の黄花梨を使ったアンティークが数多く集められた世界でも屈指のギャラリーとなっています。明朝〜清朝式の伝統的建築にも、思わずため息が出そう。美術館としてオープンするだけでも、かなり野心的なプロジェクトだったはずだけれど、見事に修復された調度品に囲まれてゲストが生活できるようにしてしまったのだから驚きです。

 

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