「美食の祭典」今年はフランス全土で
期間:2013年9月20日から 2013年9月22日まで
[リスヴェル編集部]2013年08月29日公開

エリア:ヨーロッパ  > フランス / ジャンル:イベント・フェスティバル , グルメ・スイーツ , 

2010年に高級フランス料理がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを受け、2011年にフランス政府の提唱によって「美食の祭典」が始められた。このイベントは、フランス美食の技術と革新を称えるイベントとして、過去2回とも秋分の日に行われている。フランス観光開発機構によると、これまでは秋分の日にあたる1日のみのイベントだったが、2013年からは規模を拡大しフランス全土で3日間連続の開催となるとのことだ。2013年は9月20日(金)から22日(日)までの3日間で、今後は9月の第3週末にあたる金・土・日に開催される。また、今回の美食の祭典の主宰者は現在パリ・マンダリン・オリエンタル・ホテルの料理部門を統括する人気シェフ、ティエリー・マルクス氏であることも見逃せない。

《2013年の美食の祭典》

3日間とも異なるテーマ
9月20日 学食や社員食堂で仲間と和気あいあいと食卓を囲む日。職場でグルメ関連イベントの開催も予定。
9月21日 食に携わる職人や生産者との交流や料理教室を通じて地元の産品に親しむ日
9月22日 大衆向けのパーティーやピクニックで楽しい癒しの時を分かち合う日。スポーツ大会やコンサートなど各種アトラクション。

フランス全土で開催されるので地方によって内容が異なる。詳しくはウェブサイト(英語)をチェック!また、今年は次のようなユニークなイベントが予定されている。

フランス27地方の27シェフによる27の新ご当地レシピ
フランスの地域が生む多様な食材を使って美食の祭典とフランス経済産業省のウェブサイト上で27のレシピを紹介
5ユーロの予算で身体に良い料理を作ってみよう!

大空の下で食べる文化のススメ
料理とは、みんなでテーブルを囲んで楽しい時間を過ごすものであるという原点に立ち返らせてくれる屋外での開放的な食事。今回の美食の祭典では、フランス全土に屋外テーブルが設置され、それぞれの地元の食材を囲んで食事が出来るようになる。アヴィニヨンの観光名所の教皇宮殿の前で400人規模の屋外食事会やル・マンでのル・マン24時間レースをもじったル・マン24時間食事会とジャズ、カルカッソンヌの巨大カスレ作りなど、気軽に大勢でわいわい楽しむ食事形式で祭典。

子供料理絵画大会
8歳~11歳までの子供を対象とした絵画大会。8/31までに好きな料理の絵を描いて応募すると、パリのミシュラン星付きレストランでのランチなど料理に因んだ素敵なプレゼントが当たる。

アマチュア料理大会
料理が好きな人なら誰でも参加出来る大会。大会では地元の食材を使った自分のオリジナルレシピを作る。最終選考の結果は21日に発表予定。

美食の祭典ホームページ(英語版)はこちら
http://www.fete-gastronomie.fr/en/

【お問い合わせ】

risvel facebook