京都の老舗旅館「俵屋旅館」が公式ホームページとWeb予約を開始
期間:指定なし
[リスヴェル編集部]2026年02月 2日公開

エリア:アジア  > 日本  > 京都 / ジャンル:ホテル・宿泊施設 , 

創業から320年以上の歴史を持つ京都の「俵屋旅館」が、2026年1月20日から公式ホームページを開設し、Web予約サービスの提供を始めた。

俵屋旅館公式サイト:https://the-tawaraya.jp/

伝統的な建築や設えを継承しつつ、現代の利用者に対応したデジタルの窓口を整備したことになる。歴史ある旅館の情報発信の基盤強化として、公式ホームページの開設は、国内外の旅行者も待ち望んでいたであろう。新たに公開された公式ホームページでは、旅館の歴史や客室情報、アクセス、料理の基本方針などが閲覧でき、利用者は宿泊日程や部屋タイプを選択し、予約が完結できるようになった。

俵屋旅館は、宝永年間(1704~11年)に創業した現存する日本最古の旅館の一つで、320年以上にわたって宿泊・もてなしの歴史を重ねてきた。石見国浜田(現・島根県浜田市)の太物問屋、俵屋和助が現在の地、麩屋町通姉小路上ルの土地を取得し、元来の織物を扱う太物問屋の傍らで故郷から京に上ってきた人々を泊めるようになり、次第に宿を本業とするようになったといわれている。江戸時代には「寄宿」と呼ばれる藩士を泊める高級旅宿として、一般の旅客が宿泊する「旅籠屋」とは区別され、明治時代以降はかつての公家や大名、あるいは明治政府の重鎮の諸家が名簿に名を連ね、現代も国内外の貴賓に多く訪れている。

俵屋旅館は数寄屋建築を基調としながら、歴代の主人の趣味を反映した18室の客室は、どれ一つとして同じ意匠はなく、各部屋は庭との一体感や異なる内装を備えており、利用者が好みの滞在体験を選べるようになっている。客室はそれぞれ歴史的な造りを背景に、床の間や本間、次の間の構成が異なる。これらは京都の街の雰囲気と連動した空間として、旅館としての特徴となっている。また、料理についての説明もサイト上で公開されており、京料理を基調としながらも「医食同源」という考え方を重視した献立が提供される。夕食や朝食は客室で提供されることがあり、伝統のもてなしと食文化を体感しやすい構成となっている。

旅館が位置する中京区は、京都市中心部の主要な観光スポットにアクセスしやすい立地。地下鉄烏丸線の烏丸御池駅から徒歩10分、地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩5分の場所にあり、四条河原町や京都御所などへも移動しやすい。

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